NMB48卒業の市川美織、初主演映画でキスシーン!
NMB48からの卒業を発表した市川美織が7日、都内で行われた初主演映画『放課後戦記』の初日舞台あいさつに出席。本作でキスシーンにも挑戦しているが、客席に映画の感想拡散を呼びかける際には「キスシーンもあったって、濃厚だったって言ってもいいよ」とコメント。少し考えて「……濃厚でもないかな」と覆して笑いを誘った。
市川とりりかがWキャストで挑んだ舞台「放課後戦記」に新たなストーリーと新たに追加キャストを迎え、映像化された本作。映画、TV、アニメ、舞台、グラビアと今後の活躍が期待されている女優、声優、アイドルのネクストブレイク・ガールたちが多数出演。この日はその中から市川ほか、秋月成美、りりか、窪田美沙、井上美那、大野未来、小泉萌香、片岡沙耶、新田祐里子、加藤美紅、野々宮ミカ、三橋栄香が出席した。
市川は登壇すると、「すごく短い撮影だったんですが、女子ばかりで現場は和気あいあいとしていました」と撮影を振り返り、「でも撮影が進むにつれてわたしの心はどんどん死んでいくという……」と主演のプレッシャーが強かったことを自虐的に紹介。「この映画を通じて成長できたと思います。わたしの成長をみなさんに見てほしい」と笑顔で呼びかけた。
そして、周囲の人々に対し「たくさんの方に支えられて初主演という大役を任せてもらえました。たくさんの仲間がいたから乗り越えられた。たくさんの方の協力を得て乗り越えられたと思っています」と感謝の気持ちを述べると、本作の台湾上映やドイツの映画祭参加が決まったことなども嬉しそうに報告。「海外の方に見ていただき、言葉と映像をたくさんの方に届けられれば」と期待を寄せた。
さらに、「映画は言葉の国境を超える。映画に言葉はいらないと思うんです。字幕があればいいですから」と持論を述べると、「いいこと言うでしょう!」とご機嫌に。「この映画全編栃木県で撮ったんですけど、(現地で)お守りを買ってヒット祈願をしたら、その後に引いたおみくじが大吉。今年の初詣の時は末吉だったんです。運も味方につけたという感じがします」と自信たっぷりに答えていた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『放課後戦記』はシネ・リーブル池袋、シネ・リーブル梅田ほかで公開中