バック・トゥ・ザ・フューチャーにマトリックス!『レディ・プレイヤー1』オマージュアート実現
スティーヴン・スピルバーグ監督最新作『レディ・プレイヤー1』(4月20日)より、映画史に名を刻んできたエンターテインメント大作へのオマージュアートが公開された。
『レディ・プレイヤー1』は今から27年後、なりたい自分になれる夢のVRワールド「オアシス」で生きる人類が、創設者の遺言「3つの謎を解いた者に全財産56兆円とこの世界の全てをさずける」をめぐって全世界を巻き込む争奪戦を繰り広げるSFアドベンチャー。DCコミックスの悪役ハーレイ・クインや「ストリートファイター」シリーズの春麗、ハローキティ、ガンダムなど日米の人気キャラクターが共演することでも話題を呼んでいる。
そんな今作がどんな夢でもかなえられる世界を舞台にしていることから配給会社の枠を超えた今回のオマージュアートが実現。主人公ウェイドの「オアシス」でのアバターが、スピルバーグ監督が製作総指揮を務めた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティをはじめ『マトリックス』『ブレードランナー』『グーニーズ』『ランボー』の主役になりきり、どんな姿にもなれるという映画の世界観を表現した。
「僕にとってこの映画で達成するべき最も重要なことは、人々が笑って楽しんでくれること。そして映画を観た後に、『レディ・プレイヤー1』のことに関して誰かに話したくて仕方ないと思ってもらうことなんだ」と語るスピルバーグ監督は、「今まで私はカメラの後ろから指示を出して映画を作ってきたけど、この映画ではファンの皆の隣に座って一緒に楽しむために映画を撮影したんだよ」と思いを明かしている。(編集部・小松芙未)