池田エライザ、沖縄国際映画祭での主演作上映に喜び
沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」で20日、映画『ルームロンダリング』の上映が行われ、舞台あいさつに主演の池田エライザ、健太郎、片桐健滋監督が登壇。同作はこの日が観客に向けた上映は初めてで、3人はそれぞれの言葉で沖縄の人たちにメッセージを送った。
本作は、いわくつきの物件に住んで部屋を浄化するアルバイトをしながら、幽霊たちの望みをかなえるために奔走するヒロイン・八雲御子(池田)を描いたコメディー。新たな才能の発掘を目指して映画の企画を募集した「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM2015」で準グランプリを獲得した企画が実際に映画となったオリジナル作品で、片桐監督は崔洋一、廣木隆一、中村義洋らのもとで助監督を務めた経験を持っている。
この日のイベントはサンエー那覇メインプレイスにある映画館・シネマQで行われ、満員の観客を前に池田と健太郎が役柄について説明しながら撮影を振り返った。そして健太郎は「背中に包丁が刺さっている人が出てきたりとか、手がポロっととれてる人が出てきたりとか、一見怖そうに見えるんですけどあったかい作品になっておりますので、リラックスして観ていただければ」とコメント。
池田は「あたたかく迎えてくださって『ルームロンダリング』がこんな素敵なみなさんに観ていただけるんだなと思って、すごく幸せです」と喜びを語りつつ、「私が持っている『ルームロンダリング』への愛情が皆様に伝わったり、同じように愛してくださったら嬉しいです」と笑顔を見せた。
メガホンを取った片桐監督は「すべて池田さんが言ってくださってますので」と遠慮しつつ、「よろしくお願いします」と深々と頭を下げていた。(編集部・海江田宗)
「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」は4月22日まで沖縄県内の各会場で開催中
『ルームロンダリング』は7月7日より全国公開