野性爆弾くっきー、デッドプール並みの破天荒な展望を語る
お笑いコンビ・野性爆弾のくっきーとロッシーが9日、都内で行われた映画『デッドプール2』デッカい俺ちゃん“入魂式”イベント記者会見に出席。アーティストとしても活躍するくっきーが、今後の活動について破天荒な展望を明かした。
【フォトギャラリー】くっきーのデッドプール風?コスチュームにも注目
本作は、マーベル屈指の破天荒ヒーロー・デッドプールが活躍する映画の続編。未来から来たマシーン人間・ケーブルからある少年を守るため、デッドプールが特殊能力者を集めたチーム「Xフォース」を結成するストーリーを描く。
雨の中、誘導員に扮したロッシーの呼び込みによって、全長7メートルの巨大デッドプール像を乗せたトレーラーが会場に到着。続けて「デッドプールのコスプレをしたくっきーさん」と紹介されるが、くっきーはデッドプールの赤い衣装にちなんで、持ちネタの“がんりきまる”コスチュームで登場。会場の笑いを誘った。
ステージでは、本作の大ヒットを祈願したメッセージボードを発表したほか、デッドプールの魅力も紹介。くっきーは「個人的にはどの映画でも戦うシーンはあまり好きではなく、今まで楽しかったのはジャッキー・チェンくらいだけど、(デッドプールは)ジャッキーに並ぶくらいのアクションだなと」と絶賛。ロッシーも「単純にハラハラドキドキして楽しかったです。ユーモアもたっぷりで、ベラベラしゃべるヒーローはあまり見た事がなかったので」と新鮮なヒーロー像をアピールした。
また、くっきーといえば日本と台北で個展「超くっきーランド」を成功させるなど、アーティスト活動も展開中。今後の目標は「アジア全制覇」だといい、中でも海外の航空会社でラッピング飛行機を飛ばす事が夢だという。くっきーは「木目のデザインにしたいです。丸太が飛んでいたら面白いじゃないですか。飛行機を丸太柄にして飛ばすのが最終的な夢ですね」とデッドプールに劣らない破天荒ぶりを見せた。
一方、ロッシーは「基本的に家にいる事が多いので、金魚に餌をあげたり、観葉植物に水をあげたりとか」とコンビ活動の時間が減っている現状を語りつつも、コンビ間格差の実感を問われるとそれは否定。相方の活躍について「世界中の人が面白いと言ってくれるのは嬉しいですね。昔からやってきた事で個展を開いているので、やっとみんなに見てもらえているんだと、コンビとしてすごく嬉しいです」と称えていた。(取材・文:中村好伸)
映画『デッドプール2』は6月1日より全国公開