ブルース・ウィリス、マイク・タイソンの名トレーナーに!
映画『ダイ・ハード』シリーズなどでおなじみのブルース・ウィリスが、新作『コーナーマン(原題) / Cornerman』で、ボクサーのマイク・タイソンの名トレーナーだったカス・ダマトさん役を演じることになった。Deadlineほか複数メディアが報じている。
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本作は、テレビシリーズ「HOMELAND」のルパート・フレンドが脚本兼監督を務める予定の新作で、ルパートは妻のエミー・マランスや、マッドリバー・ピクチャーズのマーク・バタンやアラ・ケシシアンらと共に製作も担当することになっている。
カス・ダマトさんは、1908年ニューヨークのブロンクス生まれ。子供のときに大人と喧嘩して片目を失明するが、25歳の時に「エンパイア・スポーティング・クラブ」を設立して、フロイド・パターソンやホセ・トーレスなどの世界チャンピオンを育てあげた。その後、しばらく隠遁生活に入っていたが、当時札付きの悪だった13歳のマイク・タイソンと出会い、その才能に惚れ込み彼と師弟関係を築きあげた。だが、マイクが11連勝を飾った後に肺炎で亡くなっている。
現在、マイク・タイソン役の俳優を世界中から探しているようだ。そして、これからカンヌ国際映画祭でセールスを行うようで、撮影は今年の秋を予定している。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)