オダギリジョー「チア☆ダン」顧問に!爽やか学園ドラマで新境地
俳優のオダギリジョーが、土屋太鳳主演の7月期ドラマ「チア☆ダン」(TBS、金曜夜10時)でチアダンス部の顧問・漆戸太郎役を務めることが明らかになった。大人の色気ただようイメージが強いオダギリとあって、爽やかな学園ドラマへの出演は新境地。本人も「今までにない新しい自分の中の可能性を感じる作品だと思っています」と語っている。
2016年の「重版出来!」以来の連続ドラマレギュラー出演となるオダギリ。本作で演じる漆戸は、ダンス経験も無く、チアダンス部顧問が自分に務まるはずがないと拒否するも、主人公・藤谷わかば(土屋)たちの熱い思いに巻き込まれる形で顧問を引き受けることになるやる気ゼロのダメ教師という役どころだ。
オダギリは「こういう爽やかな学園ドラマに今まで関わったことがなかったので、出演のオファーを頂いた時にはこんな汚れた自分が、ピュアな女子高生たちの中に混ざって良いものだろうかと思いました」とオファーを受けた当時のとまどいを振り返りつつ、「僕自身はチアダンス部の彼女たちを支えるというのはおこがましいので、彼女たちがより魅力的に輝くための、隠し味程度に彼女たちの隣にいさせてもらえたらと思っています」と抱負を語った。
主演の土屋は、「オダギリさんは、映像でずっと拝見させて頂いていた方でしたので、その独特な空気感とお芝居を直接目の前で見て感じることができることにすごくドキドキしています」とオダギリとの初共演に期待を膨らませている。
同ドラマは、映画『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の数年後を舞台に、弱小チアリーダー部で運動部を応援するだけの高校生活を過ごしていた主人公・わかばが、東京から来た強引な転校生の「私とチアダンスをやろう!」という言葉を機に、仲間と共にひたむきにダンスに向き合うさまを映し出す青春ストーリー。かつては金八先生に憧れて夢中で生徒指導に取り組むも、前任校で起こったある出来事で心が折れ、しばらく休職していたという挫折経験を持つ漆戸が、教えることへの情熱を取り戻していく成長物語も描かれる。(編集部・吉田唯)