『デッドプール2』は日本だけミュージカル風に!? 破天荒なメッセージ映像公開
映画『デッドプール2』から、デッドプール本人が現在日本で大ヒットしているミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』をネタにする特別映像が公開された。
過激な暴力と下品なジョークに加え、“第四の壁”(フィクションと現実との境界)を突破して、ファンに語りかけてくることで人気のデッドプール。公開された映像には、現在日本で大ヒットしているヒュー・ジャックマン主演の映画『グレイテスト・ショーマン』のセットと思われる場所で、デッドプールが日本のファンに向けてのメッセージを語る姿が収められている。ヒューは『X-MEN』シリーズでウルヴァリンを演じていることから、デッドプールは彼をネタにすることが多く、今回の主演映画の大ヒットも、もちろんネタにされてしまった。デッドプールは、そのミュージカル映画が前作『デッドプール』よりもヒットしていることに対して「殺したいほどジェラシーだ」と本音を暴露している。
そんなデッドプールはヒューに対抗心を燃やし、「新作映画を日本だけミュージカルに変更した」と爆弾発言。お決まりの便乗商法で新作をアピールしている。当然、本作はミュージカル風で公開されることはなく、コメントの後に流れる予告編のようなアクション満載の作品となっている。
本作は未来から来たマシーン人間・ケーブルから謎の力を秘めた少年を守るため、デッドプールが特殊能力者を集めた「Xフォース」を結成するというストーリー。ライアン・レイノルズがデッドプール役で続役、新たに『アベンジャーズ』シリーズのジョシュ・ブローリンや、ジュリアン・デニソン、ザジー・ビーツ、忽那汐里らが参加している。
脚本と製作総指揮を務めたポール・ワーニックは「デッドプールに親しみを感じるのは、彼が厳しい人生を送りながらも、なんとか乗り越え、笑い飛ばし、最後には打ち勝つからだ」とおふざけ全開のデッドプールにも共感できる理由を明かしている。(編集部:倉本拓弥)
映画『デッドプール2』は6月1日より全国公開