ハリウッド版『ゴジラ2』米公開後ろ倒し!
ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』の続編『ゴジラ:キング・オブ・モンスターズ(原題) / Godzilla: King of Monsters』の全米公開日が2019年3月22日から5月31日へと後ろ倒しになった。The Hollywood Reporter などが報じている。
今回の後ろ倒しは、同作を手掛けている米ワーナー・ブラザースが、1970年代の人気ドラマ「600万ドルの男」をマーク・ウォルバーグ主演で映画化する『ザ・シックス・ビリオン・ダラー・マン(原題) / The Six Billion Dollar Man』の全米公開を2019年5月31日から2020年6月5日へと大幅移動したことで、『GODZILLA ゴジラ』続編がその穴を埋めることになったのが理由のようだ。『GODZILLA ゴジラ』続編の新たな公開日付近には、マーベル映画『アベンジャーズ』シリーズの第4弾が5月3日公開、ディズニー実写版『アラジン』が2019年5月24日公開と強豪ぞろいになっているが、それでも移動したのは続編に対する自信がある証拠と言えるかもしれない。
続編では、ゴジラを筆頭に、モスラ、ラドン、キングギドラが登場し、神話とされていたはずのモンスターたちによる覇権争いに巻き込まれてしまう人類の危機と、それを阻止すべく秘密機関モナークが奮闘するさまが描かれる。渡辺謙やサリー・ホーキンスが前作に引き続いて出演し、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」の天才子役ミリー・ボビー・ブラウン、中国の人気女優チャン・ツィイーらが新キャストに名を連ねている。メガホンを取るのはホラーコメディー『クランプス 魔物の儀式』(日本劇場未公開)などのマイケル・ドハティ監督。同続編の後には、ゴジラとコングの対決を描く『ゴジラVSコング(原題) / Godzilla vs. Kong』が2020年5月22日全米公開予定となっている。(編集部・石神恵美子)