綾野剛主演『パンク侍』予告に『シン・ゴジラ』尾上克郎による合戦シーン!
芥川賞作家、町田康の同名小説を綾野剛主演、宮藤官九郎脚本、石井岳龍監督のタッグで映画化する『パンク侍、斬られて候』(6月30日公開)の予告編が公開となり、大ヒット作『シン・ゴジラ』の特技総括などで知られる尾上克郎特撮監督が手掛けた猿VS人間の合戦シーンをはじめ、ぶっ飛び&迫力のシーンが一部お披露目となった。
【動画】 綾野剛主演『パンク侍、斬られて候』ぶっ飛びの予告編
石井監督が、「主人公の掛をはじめ、様々な濃いキャラクターたちが縦横無尽に活躍し、人と猿と腹ふり党の合戦があり、と非常に欲張った映画なのです」と自信を見せる本作の予告編は、自称「超人的剣客」な掛十之進(綾野)と、美女ろん(北川景子)の場面からスタート。
掛がろんに「戦が終わったら必ず迎えに行く……」と告げ、ロマンチックな展開を予感させるも次の瞬間、ろんは「イヤです」とニッコリ。まさかの展開を皮切りに、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の怪演も話題の豊川悦司をはじめ染谷将太、東出昌大、浅野忠信ら芸達者な俳優陣が体現するクセ物キャラたちが、セックス・ピストルズの名曲「アナーキー・イン・ザ・U.K.」をBGMに矢継ぎ早に映し出されていく。
掛と彼を狙う刺客・真鍋五千郎(村上淳)が宙を舞うバトル、猿VS人間の大合戦シーンなど大掛かりな見せ場や、永瀬正敏演じる神秘的な猿の大臼延珍(でうすのぶうず)の姿などぶっ飛んだ映像がギッシリ。ちなみに、映画本編では1カットに1億匹の猿と3,000人の人間が映り込んだ合戦シーンも見られるという。
なお、予告編冒頭でかかるエンディングテーマは感覚ピエロが書き下ろした「夜のスピード」。感覚ピエロが、宮藤脚本の作品に関わるのは、2016年のテレビドラマ「ゆとりですがなにか」の主題歌以来2度目となる。(編集部・石井百合子)