ワインスタインのセクハラ問題、ホラー映画に!『キャリー』監督が執筆中
ハーヴェイ・ワインスタインにインスパイアされたホラー映画の企画が、『キャリー』『殺しのドレス』『スカーフェイス』などで知られるブライアン・デ・パルマ監督のもと進行中であることが明らかになった。
ワインスタインは、約30年にわたるレイプ・セクハラ疑惑でハリウッドを追放された元・大物プロデューサー。80人以上の女性たちが被害を訴えており、先日、女性2人に対するレイプと性犯罪行為で起訴されたばかりだ。
デ・パルマ監督は「今はこのスキャンダルについての映画の脚本を執筆しているところだ。フランス人のプロデューサーと進めている」と仏紙 Le Parisien にコメント。「わたしのキャラクターは、ハーヴェイ・ワインスタインという名前にはならないだろう。たが、それは性的な攻撃を加える男が出てくるホラー映画で、映画業界を舞台にしている」と説明した。
ワインスタインのセクハラ問題の映画化については、ブラッド・ピットの制作会社プランBも進めている。ただしこちらはワインスタインの行為そのものというよりジャーナリズムをメインにしたものになるようで、プランBはアンナプルナ・ピクチャーズと共に、ニューヨーク・タイムズ紙によるワインスタインに対する調査報道の映画化権を獲得していた。(編集部・市川遥)