ホラー傑作『サスペリア』リメイク版の初予告編!
ホラー映画の巨匠ダリオ・アルジェントの傑作をリメイクした新作映画『サスぺリア(原題) / Suspiria』から英語版予告編が初公開され、オリジナル版とは一味違う不気味さを放つ世界観が明らかになった。
『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督がメガホンを取ったリメイク版では、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソンを主役に据え、『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ、『ドクター・ストレンジ』のティルダ・スウィントンなどが出演。ドイツの舞踏団にやってきた若手のアメリカ人ダンサーが体験する恐怖を描く。
公開された予告編では、ダコタ演じる若手ダンサーが自らの胸を押さえつけるシーンで始まり、その後も不穏な音楽に乗せてさまざまなシーンが断片的に映し出されていく。物語のキーを握っていると思われる、ティルダやクロエが演じるキャラクターの姿も捉えられている。オリジナル版は真っ赤な血をはじめ、色彩豊かなビジュアルで高い評価を得ていたが、リメイク版の予告編では血なまぐささは押し出されておらず、鋭利なフック状のオブジェや女性の顔にわく虫などなど、象徴的なモチーフで得体の知れない恐怖感をあおっている。名作ホラーがどのように生まれ変わるのか、期待が高まる。本作の全米公開は11月2日、日本公開は2019年1月予定となっている。(編集部・石神恵美子)