『ジュラシック・ワールド』最新作、スピルバーグが太鼓判!ワールドプレミアで
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シリーズ25周年の節目に公開される最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』のワールドプレミアが現地時間12日、米ハリウッドにあるウォルト・ディズニー・コンサートホールで開催され、主演のクリス・プラットやブライス・ダラス・ハワードのほか、映画『ジュラシック』シリーズの生みの親であるスティーヴン・スピルバーグも登場。スピルバーグは「1作目で私ができなかったことをやってのけたと思うよ!」と最新作に太鼓判を押した。
『ジュラシック』シリーズの世界観をイメージした装飾で彩られたイベント会場に登場したスピルバーグは、本最新作について「僕がこの映画で好きなのは涙がこぼれてしまうようなエモーショナルなシーンがあるところなんだ。(メガホンを取った)J・A(・バヨナ監督)は1作目で私ができなかったことをやってのけたと思うよ!」と賛辞。さらには、「自分の子供がどこかの養子になって、それが素晴らしい形で成長していたら嬉しくないかい? そんな気持ちだよ」と25年にわたってジュラシックが愛されていることに喜びをにじませた。また、約21年ぶりにマルコム博士役でカムバックしたジェフ・ゴールドブラムも「すごく楽しいよ。この映画にまた戻って来られたことは本当にラッキーなことだと思っているよ。スピルバーグに、素晴らしいキャスト、コリン・トレボロウやJ・A・バヨナ……本当に嬉しいよ」と歓喜した。
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一方のバヨナ監督は「夢のようなキャストたちとここに来ることができて本当に素晴らしいよ!」と笑顔を見せ、本作について「この映画は『ジュラシック』シリーズのなかでも、エモーショナルな部分がしっかりと描かれている作品だと思う。それに映画を作る序盤でコリンとサスペンス部分を増やそうと話していたから怖いシーンも沢山あるんだ。でも楽しさも溢れている! 楽しいサスペンスさ!」と自信を覗かせた。
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恐竜と心を通わせる主人公オーウェンを演じたクリスは「すごくいい気分だよ!こんな盛大なプレミアにいるなんて信じられない気分だ。すでにいろんな国で公開されているけどみんな楽しんでくれているみたいでとても嬉しいよ」とワールドプレミアを迎えご機嫌。「さっきスティーヴン・スピルバーグと会話をして、それにすぐそこにはジェフ・ゴールドブラムもいるけど、なんだか夢のような気分だよ」とレジェンドたちとのひと時を喜んだ。
新シリーズ3部作の2作目にあたる本作は、崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」の運営責任者だったクレア(ブライス)と恐竜行動学の専門家であるオーウェン(クリス)が、火山噴火が迫る島から恐竜たちを救い出そうとする決意したことで巻き起こるアドベンチャーを描く。(編集部・石神恵美子)
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』は7月13日より全国公開