岩田剛典、初主演ドラマ撮了　みんなの顔をみたら元気になれた

　EXILE / 三代目 J Soul Brothers の岩田剛典が主演ドラマ「崖っぷちホテル」（日本テレビ系、日曜22時30分～）のクランクアップを迎え、「最終話のシーンでは宇海直哉の気持ちと岩田剛典の作品に対する想いが合致した瞬間があって、お芝居を忘れて、感情だけで撮影していました」とその心境を明かした。

【写真】岩田剛典主演「崖っぷちホテル！」最終回劇中写真一挙！

　17日に最終回を迎える本作。岩田は連続ドラマ初主演を務め、破産寸前の元高級ホテルに新風を巻き起こす型破りな副支配人・宇海直哉に。やる気ゼロだった従業員たちを圧倒する大胆な発想、超ポジティブ思考でホテルの窮地を救ってきた、というのが大まかな役どころだ。今年3月に公開された、岩田にとっての勝負作となった主演映画『去年の冬、きみと別れ』のシリアスなイメージから一転して、本ドラマではチャームポイントである“岩ちゃんスマイル”を惜しみなく披露していた。

　「本当に明るく楽しい現場だったなと思います。とにかく一話、一話撮影が進むごとにチームワークが増していくのを実感していました」と撮影現場を振り返る岩田。ホテルの従業員たちにふんしたのは、新米総支配人・佐那役の戸田恵梨香をはじめ、浜辺美波、中村倫也、川栄李奈、くっきー（野性爆弾）、鈴木浩介、宮川大輔、西尾まり、りょう、渡辺いっけいら。

　そんな個性豊かな面々を座長として束ねてきた岩田は、「自分の未熟さも思い知りましたし、現場の難しさというのも肌で感じることができました」と苦労を吐露しつつ、「個人としても表現者としてもすごく成長できた現場でした」と明快なコメント。「何より現場が明るくて、どんな辛い状況や、厳しいスケジュールの中でも現場に行くのが嫌じゃないです（笑）。みんなの顔をみたら元気になれる。そういう現場でした」と共演者やスタッフに支えられたことを強調した。

　最後に、総支配人＆副支配人の間柄で共演した戸田について。劇中では宇海が、自信ゼロで頼りない総支配人・佐那を導き成長させていく設定だったが、岩田は「戸田さんにも何度も助けてもらいました」と言い、「戸田さんが物語の軸としてどっしり構えてくださっていたのは、僕の何よりの支えでした」と感謝の言葉を送っている。

　最終回は、佐那がバリストンホテルの支配人から宇海を引き抜き返したいと言われるところから幕を開け、宇海の進退を巡って従業員たちが動揺。宇海がこのホテルに来た本当の「理由」も明かされるという。（編集部・石井百合子）