吉沢亮、福士蒼汰との再共演に喜び『BLEACH』ジャパンプレミア
俳優の吉沢亮が28日、都内で行われた映画『BLEACH』ジャパンプレミアに福士蒼汰と登壇し、特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」のライダー役で共演した福士と劇中で共闘する姿が「一定のファンにはたまらないんじゃないかな」と推測し、ファンの期待をあおった。イベントには、杉咲花、早乙女太一、江口洋介、佐藤信介監督も来場。MIYAVIからビデオメッセージも寄せられた。
劇中、死神に対抗する「滅却師(クインシー)」の石田雨竜を演じている吉沢。雨竜は弓状の武器を操るが、実は弓も戦う相手もほぼCGであることから、「何もない中で弓を打っているように見せるのは大変でした」と撮影時を振り返る吉沢。さらに、「剣道を9年やっていて『BLEACH』の話がきた時に、『来たな!』と思ったのに、まさかのクインシーみたいな……」とボヤキ節も。もちろん「嬉しかった」そうだが、得意の剣術を披露できなかったことを残念がっていた。
しかし、他にも見所はあり、「福士くんとのシーンが多く、最初は敵対していて、段々と距離が縮んで共闘していく姿は、ある一定のファンにはたまらないんじゃないかな」と推測した。というのも、二人は2011年放送の特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」で、福士が仮面ライダーフォーゼ役、吉沢が仮面ライダーメテオ役で共演しており、「二人で背中を合わせて戦うところは、特撮ファンにはたまらないだろうという感じはあります。キャスティングを聞いた時から思っていました」とにやり。そして、実際に横に並ぶ二人に黄色い歓声を上げるファンに「激熱そうですね」と嬉しそうにしていた。
大ヒット漫画が原作の本作は、「死神の力」を与えられた高校生の黒崎一護(福士)が、家族や仲間たちのために人間の魂を喰らう悪霊・虚(ホロウ)と戦う姿を描いたアクション超大作。公開は7月20日。(取材・文:錦怜那)