濱田岳、声優界のスーパースター集結に感激『劇場版ポケットモンスター』完成披露試写会
俳優の濱田岳が1日、都内で行われた『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』完成披露試写会に登壇。濱田は、野沢雅子、山寺宏一、松本梨香といった声優界のスーパースター軍団との共演に感激しきりで、松本の生声には鳥肌を立たせていた。イベントには芦田愛菜、川栄李奈、中川翔子、主題歌を担当するポルノグラフィティ(岡野昭仁・新藤晴一)、矢嶋哲生監督も登場した。
気弱な研究家・トリト役を務めた濱田は「小学生の頃にポケモンが発売されて、どっぷりはまった世代なので、ポケモンの世界観に参加できることは鳥肌が立つほど嬉しかったです」とアフレコ時を振り返った。また、「今も憧れのスーパースター軍団の中に、自分がいるというのが……。サトシの声を聞いて鳥肌が立ったので、本当に幸せな気持ちでいっぱいです」と喜びを噛みしめた。
さらに濱田はポケットモンスターのカードゲームのCMソングがお気に入りだったことを明かすが、松本から「そこは『めざせポケモンマスター』じゃないんですね?」と松本が歌うTVアニメ「ポケットモンスター」のオープニング曲ではないことへのツッコみが。「もちろん聞いてましたよ」と焦る濱田に山寺が「歌ってもらいましょうか」とムチャぶりをすると、濱田は「レジェンドのイジリきついなぁ。無理だぜ……」と顔をゆがめ、会場の笑いを誘っていた。
謎の少女・ラルゴ役の芦田は「小さい時から身近だったポケモン映画の中に、わたしが声を入れたラルゴが生きているのは、わたしの分身が映画の中に入れたようでうれしいです」と笑顔。ポケモン初心者の女子高生・リサ役の川栄は「絆や仲間と一緒に困難を乗り越える(姿が描かれていて)、自分も頑張ろうと思える作品です」とアピールした。
12年連続でポケモン映画に参加し、本作ではリサの弟のリク役の中川は「大切な人と観ると、より絆が深まる映画」と紹介しつつ、「平成最後の夏をポケモンと一緒に刻みつけましょう」と呼びかけた。そして「監督の魅力的な男子の描き方がたまらん」と話し、「リクは“ダメージ男子”で、骨折しているけど心に余裕がある魅力的な男の子で、興奮しながら演じました」と振り返っていた。
人気アニメ「ポケットモンスター」の劇場版シリーズ第21弾では、1年に1度の祭りで、伝説のポケモン・ルギアから恵みの風をもらう街を舞台に起こる、新しい仲間たちとの壮大な物語が描かれる。(取材:錦怜那)