大泉洋、10キロ減量 実話に基づく『こんな夜更けにバナナかよ』で
俳優の大泉洋が、実在の人物にふんする新作映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(冬公開)が1日にクランクアップしたことを報告するなかで、役作りのために最大10キロ体重を落としたことを明かした。2日、所属事務所のクリエイティブオフィスキュー・オフィシャルサイトで報告した。
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ノンフィクション小説「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(渡辺一史著)に基づく本作で、筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを発症した鹿野靖明さんにふんする大泉。クランクアップを迎えた大泉は、「もうねーホント、今は不思議な感覚です。鹿野ロスです。また鹿野さんに会いたいなーとむしょうに思うのです。自分が演じてた鹿野さんに」と役への深い思い入れをつづっている。
鹿野さんを演じるにあたり、「最大10キロまで、痩せました」という大泉。ここ1か月炭水化物をほぼ絶っていたようだが、現在はしっかり食事をとっているとのこと。また大泉にとって本作は特別な作品になったようで「映画を、撮影しながら、ドキュメント番組も、撮影してるような感覚」「ここまで、役に近づいた感覚は初めてだったと思います」と撮影を振り返っている。
大泉は、現在上映中の『恋は雨上がりのように』『焼肉ドラゴン』のほか、『パパはわるものチャンピオン』(9月21日公開)が待機中。2019年初春には食と人をテーマにした北海道シリーズ第3弾『そらのレストラン』が公開されるほか、今年4月には大泉を当て書きした異色の小説「騙し絵の牙」の映画化も発表された。(編集部・石井百合子)