『007』Qにもっとフォーカスを!ベン・ウィショー意欲
ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じるのが最後となる『007』シリーズの最新作に、武器開発係のQ役で戻ってくるとされているベン・ウィショー。彼は、Qが将来的にもっと大きな役になることを望んでいるそう。
次の『007』でQに焦点があてられることになったらどう思うかと尋ねられると、ベンは「そうだね、僕が演じられるのなら、やるよ。台無しになるようなことはしたくないけど、Qとしてもっとアクティブにやることには乗り気だ」と語った。
年内には『007』シリーズ最新作の撮影に入るとみられているベンだが、プロジェクトは非常に内密なもので、ベンの再演もまだ正式には決まっていないそう。Vulture誌が本当に次回作に出演するのかと質問したところ「そうだと理解しているよ。12月に撮影が始まると思うから、まだ何も読んでいないし、誰ともこの話はしていない。だけど、最後まで極秘で進めていくのは普通のことなんだ」と明かした。
ベンは“複雑な心理”を与えてくれる役を求めており、特に”賢い”役を演じるのを好んでいると言う。ベンは「僕は興味深い行動や、複雑な考え方に興味があるんだ。役の中に存在する曖昧さや迷いが好き」「賢くて、エナジーがあって、生存本能がある役が好み。コメディーや暗さを使うのも好き」なんだそう。
『007』最新作に関してまだあまり知らされていないベンだが、ダニー・ボイル監督と働けることを楽しみにしているようだ。「ボンドの現場にダニー・ボイルを迎え入れるのが本当に楽しみ。彼が参加するっていう記事を読んだときは興奮したよ。ダニエル・クレイグのボンドに、これ以上ぴったりな監督はいないと思う」「監督の大ファンだから本当に楽しみ。まだ話したこともないのにこんなこと言うのも変かもしれないけど、本当に楽しみなんだ」と語った。(BANG Media International)