桜庭ななみ、語学力を武器に活躍!『焼肉ドラゴン』で流暢な韓国語披露
公開中の映画『焼肉ドラゴン』で流ちょうな韓国語を披露した桜庭ななみ。韓国語だけでなく中国語も堪能で、語学力を武器に活躍している。
所属事務所公式サイトのプロフィールの特技欄にも中国語(北京語中級レベル以上)・韓国語(日常会話レベル)とある桜庭は、台湾映画『あの頃、君を追いかけた』(2011)に魅せられて台湾に留学し、中国語を習得。2016年には台湾の連続ドラマ「戀愛沙塵暴」に出演し、全編中国語での演技に挑戦したほか、ジョン・ウー監督の『マンハント』(2017)で中国や台湾のイベントに参加した際には通訳を介さずに質疑応答をこなすなど、努力を積み重ねてアジアで注目される女優へと成長している。
そんな桜庭が『焼肉ドラゴン』で演じたのは、3姉妹の三女・美花という役どころ。高度経済成長期の関西を舞台に、時代の波に翻弄されながらも力強く生きる在日韓国人一家を描いた同作では、韓国人キャストが日本語を、日本人キャストが韓国語を披露するなど、俳優陣が母国語ではないセリフに挑戦している。
桜庭も劇中で韓国語のセリフを披露しているが、その発音の良さにインターネット上では「韓国語が上手」「ビックリ」と驚きの声があがっている。桜庭の韓国語の実力は、『マンハント』の際に韓国の女優ハ・ジウォンと韓国語で会話していたほど。2016年には韓国の人気男性グループ・EXOの「For Life」のミュージックビデオに出演し、韓国と日本の両国で話題となった。
細田守監督の『サマーウォーズ』(2009)では声優を務め、人気マンガを実写化した『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(2015)ではアクションも披露するなど、作品ごとにさまざまな魅力を見せている桜庭。今後は日本だけにとどまらず、その語学力を生かして“国際派女優”として注目を浴びそうだ。(編集部・吉田唯)