「スパイダーマン」共同クリエイターをトム・ホランドやマーベル映画監督陣が追悼
「スパイダーマン」などを生んだコミックアーティストの一人である、スティーヴ・ディッコさんが90歳で亡くなったことを受け、現在スパイダーマンを演じているトム・ホランドやマーベル映画を手掛けた監督たちが、追悼コメントをTwitterで発表した。
ディッコさんの訃報は、現地時間7日に Hollywood Reporter など各メディアが報道。現地時間6月29日に、ニューヨークの自宅で亡くなっているディッコさんを警察が発見した。
『スパイダーマン:ホームカミング』で主人公ピーター・パーカーを演じるトムは、現地時間8日、自身のTwitterでディッコさんへの感謝と共に哀悼の意を述べている。「この方(ディッコさん)の功績を僕たちの生活に残したいと思います。彼は多くの人を幸せに、そして多くの人の人生を変えてきました。僕もその一人です。ありがとう、スティーブさん。あなたの生涯は、今後も僕たちの中に生き続けます。ありがとう」
ディッコさんが生み出したキャラクターの一人である「ドクター・ストレンジ」の実写映画化を担当したスコット・デリクソン監督は「さようなら、スティーヴ・ディッコ」というコメントと共に原作コミックの写真を投稿。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督も「大好きなコミックアーティストの一人です」とドクター・ストレンジのイラストと共につづっている。さらに、『アントマン』シリーズのペイトン・リード監督は、スパイダーマンの手の像を収めた写真を投稿。「子供の頃、美術の時間にこれを作ったんだ。今でも私のオフィスの壁に掛けてあるよ」とディッコさんが生み出したキャラクターへの愛着を見せた。
また、米マーベル・エンターテインメントは、公式Twitterでマーベル・シネマティック・ユニバースに登場するスパイダーマンの写真を投稿。「ありがとう、スティーブ。安らかに」と追悼メッセージを発表している。(編集部:倉本拓弥)