猪野広樹、ポンコツがポイント!主演作「ディキータマリモット」の役づくり
俳優の猪野広樹が29日、都内で行われた主演作「ディキータマリモット~オウセンの若者たち~」のドラマ放映記念イベントに出席し、役づくりについて「ポンコツさを出すように演じました」と語った。
人気舞台「刀剣乱舞」で活躍する猪野をはじめとした人気俳優たちが、新人俳優という設定で出演する本作は、暇を持て余した彼らが、楽屋でダラダラと過ごすさまを描き出す新感覚コメディードラマ。ドラマの放送を記念して行われた本イベントには、崎山つばさ、橋本祥平、小南光司、横田龍儀も来場した。
主演を務めるアドニス役の猪野は、「アドニスは、つぶされたらすぐにへこむような人」と自身の役どころを説明。「20歳を超えているけど、少年の心を持った人だなと思います。攻めもしますし、受けもしますし、いろんなポジションにいるような人です。一歩引いたりとか、関わったりもしますが、基本的にはポンコツです。そういったポンコツさを出すように演じました」
テレビ神奈川で放送中の同作について、猪野は「今後もドラマは続きますが、その中でバカみたいなシーンもありますし、ホロッとするシーンもあります。アドリブなのかそうじゃないのか。そういったシーンもあるので、ぜひ楽しんでいただければ」とアピールした。
また、マルコ役の横田が「どんどんと話が進むに従って、アドリブも増えていきますし、楽しくなっていきます。そういったところにも注目して観てもらえたらうれしいです」と見どころを語ると、エレニ役の小南が「男子高校生みたいな楽屋の裏側は、女性から見たらほほ笑ましく思うかもしれない。すばらしいメンバーがそろっていますし、俳優陣の普段見られないところが見られると思います」と締めくくった。
イベントでは、この日だけの完全オリジナルエピソードを舞台で実演披露。アフタートーク、写真撮影も行われるなど、ファン垂涎(すいぜん)のイベントとなった。(取材・文:壬生智裕)
「ディキータマリモット~オウセンの若者たち~」は深夜12時30分からテレビ神奈川で放送中(全12話)