乃木坂46・山下美月、映画初出演!黒木華主演『日日是好日』で
乃木坂46の山下美月が、黒木華主演『日日是好日(にちにちこれこうじつ)』(10月13日公開)で映画初出演することが28日、わかった。公開された予告編では、山下演じる15歳の高校生が「足がしびれて動かないです」と茶道に四苦八苦する姿も見られる。
森下典子の人気エッセイ「日日是好日ー「お茶」が教えてくれた15のしあわせー」に基づき、宙ぶらりんだったヒロイン・典子(黒木)が茶道教室に通い始め、就職の挫折、失恋や大切な人との別れを通して成長していくさまを描く本作。発表された新キャストは、茶道の素質がある高校一年生ひとみ役の山本、典子の父役の鶴見辰吾、茶道教室の武田先生(樹木希林)の親戚で典子が憧れる雪野役の鶴田真由。
予告編では、20歳で茶道を始めてからの典子の日々が映し出され、いとこ・美智子(多部未華子)のきらびやかなウエディングドレス姿があれば、典子が激しく泣く姿も。茶道と出会い変わりゆくヒロインを、黒木が表情豊かに体現している。
武田先生は「お茶はね、まず形なのよ。初めに形を作っておいて後から心が入るものなのね」といった茶道の教えのほか「わたし、最近思うんですよ。こうして毎年同じことができるってことが幸せなんだなって」など人生の師としても名言多数。ベテラン樹木が、是枝裕和監督のヒット作『万引き家族』とはガラリと変わった名演を見せる。
蹲(つくばい)、掛け軸、柄杓(ひしゃく)などの茶道具も印象的で、茶道の奥深さ、豊かな世界を感じさせる映像となっている。(編集部・石井百合子)
映画『日日是好日』は10月13日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国公開