ジャニーズWEST藤井流星、連ドラで中山美穂と禁断の恋
ジャニーズWESTの藤井流星が、弘兼憲史の漫画に基づくフジテレビ系10月期ドラマ「黄昏流星群」(毎週木曜22時~)に出演することが決定した。藤井が演じるのは、主人公・瀧沢完治(佐々木蔵之介)の娘の婚約者でありながら、完治の妻(中山美穂)に惹かれていく弁護士・日野春輝。中山との共演シーンを「台本には書かれてないことを現場に入ってその場で演出してもらうことがあるのですが、中山美穂さんとは初日の現場で初めてお会いし、そのまま距離の近い演技をすることになったのでとても緊張しました」と振り返っている。
1995年より「ビッグコミックオリジナル」で連載中の人気漫画「黄昏流星群」の第1集「不惑の星」をベースに、人生の折り返し地点を過ぎた男女の恋、それを取り巻く人々を描く本作。エリート銀行員・完治役の佐々木蔵之介、その妻・真璃子役の中山美穂、瀧沢が恋に落ちる目黒栞役の黒木瞳に続き、藤井、石川恋、礼二(中川家)、八木亜希子、小野武彦の出演が新たに発表された。
藤井演じる春輝は、初めは婚約者の母親として真璃子と接していたはずが、夫との離婚を考え始めた彼女の相談に乗っているうちに惹かれていく役どころ。春輝というキャラクターを「ある意味、少女漫画みたいな一面もある」と言い、「自然に(女性と)スキンシップを取れる方っていると思うんですが、春輝はまさにそういうタイプ。普段の僕だったらそういうことはやれないですが、春輝の言動はドラマを見てる人には面白いと思います」と説明。婚約者の母親と恋に落ちるセンセーショナルな設定だが、「世の中の奥さま方にも共感してもらえるよう演じられたら」とアピールする。
真夏に真冬のシーンを撮影しているため、撮影の合間に中山と「“暑いですね”と言いながらやっていました」という藤井。一方、佐々木とも「関ジャニ∞の横山(裕)くんや同じジャニーズWESTの濱田(崇裕)と以前共演されているので、共通の知り合いの方のお話だったりをさせていただいています」と撮影の裏側を明かし、そうそうたる顔ぶれに囲まれながら「この作品を経験して一皮むけたいと思っています。25歳のタイミングで出演できることをありがたく、そしてうれしく思っています」と意気込みを語っている。
その他、石川は完治の娘で春輝の婚約者である瀧沢美咲に、礼二は完治の出向先の物流会社財務総務課長・川本保に、八木は真璃子の友達でバツイチの翻訳家・水原聡美に、小野は完治の良き相談相手となる居酒屋の大将、徳田和夫にふんする。脚本をテレビドラマ「大奥」シリーズや映画『彼女がその名を知らない鳥たち』などの浅野妙子、演出をテレビドラマ「5→9 ~私に恋したお坊さん~」「Chef~三ツ星の給食~」などの平野眞らが担当する。(編集部・石井百合子)
木曜劇場「黄昏流星群」はフジテレビ系にて10月スタート(毎週木曜22時~22時54分)