『プーと大人になった僕』ワールドプレミア!ユアン・マクレガーらが集結!
「くまのプーさん」を初めて実写映画化した『プーと大人になった僕』(9月14日公開)のワールドプレミアが現地時間30日にアメリカ・カリフォルニア州バーバンクにあるディズニー本社で開催され、主演のユアン・マクレガーをはじめとしたキャストやスタッフが一同に会した。
【写真】くつろぐプーさんたち!『プーと大人になった僕』ワールドプレミアの様子
この日はディズニー本社の敷地内に約270メートルに渡ってレッドカーペットが敷かれ、多くのファンや関係者、各国のメディアが駆けつけた。大人になったクリストファー・ロビン役のユアンをはじめ、クリストファーの妻イヴリン役のヘイリー・アトウェル、クリストファーの娘マデリン役のブロンテ・カーマイケル、プーとティガーの声を務めたジム・カミングス、メガホンを取ったマーク・フォースター監督らが参加した。
時間は限られていたものの、ユアンらは終始ご機嫌でファンに手を振り、メディア関係者によるサウンドバイツにも丁寧に応じていた。「ジャパン」という言葉に笑顔を見せたユアンは今作について「台本を読んで、僕にとってとてもタイムリーな映画だと思ったよ。僕の人生においてこの役を務めることがちょうどいいタイミングで、とてもいい役なんだ。彼(クリストファー)をどのように演じたいかがすぐに頭に浮かんで、それに従ったんだ。台本を読む前にマーク(監督)がクリストファーをどんな役にしたいかも説明してくれていたしね」と自信をのぞかせた。
レッドカーペットイベントの開始前には、「イッツ・ア・スモール・ワールド」「チム・チム・チェリー」などの名曲を生み出すなどディズニー作品に深く関わってきた作曲家のシャーマン兄弟の功績を讃(たた)えるセレモニーが行われた。ウォルト・ディズニー・スタジオの会長であるアラン・ホーンに続いて登壇したシャーマン兄弟の弟のリチャード・M・シャーマンはこれまでの作曲家としての仕事を振り返り、ユアンや会場に集まった人々が拍手を送った。
御年90歳のリチャードは今作にも3曲の新しい歌曲を提供しており、リチャード、ユアン、マーク監督、そしてミッキー&ミニーが並んで写真撮影をする一幕もあった。
『プーと大人になった僕』は妻と娘と共にロンドンで暮らすクリストファーが、幼いころの大親友であるプーと再会したことから始まる物語。「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わしていたクリストファーとプーがつむぎだす感動作だ。(編集部・海江田宗)