『ミッション:インポッシブル』新作V2!実写版プーさんに勝利
全米ボックスオフィス考
先週末(8月3日~8月5日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、トム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』が興行収入3,532万3,815ドル(約39億円)を稼ぎ出し、2週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
【動画】トイレファイトの裏側!『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』ヘンリー・カヴィル単独インタビュー
人気アクションシリーズ第6弾にして、シリーズ最高のオープニング興収を記録していた同作。2週目の週末興収も、前週比42.3%ダウンに抑えるシリーズ屈指の好成績を残した。累計興収は1億2,481万1,186ドル(約137億円)。
大人になったクリストファー・ロビンとプーさんの再会を描くディズニー実写版『プーと大人になった僕』は興収2,458万5,139ドル(約27億円)で2位デビュー。ロケットスタートを切ることはできなかったが、観客の口コミが好評で息の長い興行が期待できそう。クリストファー・ロビン役はユアン・マクレガーで、『ネバーランド』のマーク・フォースター監督がメガホンを取った。
3位にはミラ・クニス&ケイト・マッキノン共演のR指定アクションコメディー『ザ・スパイ・フー・ダンプト・ミー(原題) / The Spy Who Dumped Me』が興収1,210万3,043ドル(約13億円)で初登場。『007』シリーズの「私を愛したスパイ」をもじった「私を捨てたスパイ」というタイトル通り、元カレが実はスパイだったことが判明して国際的な陰謀に巻き込まれる女性たちを描く。
ヤングアダルト小説を基にしたSFスリラー『ザ・ダーケスト・マインズ(原題) / The Darkest Minds』は苦戦しており、興収584万2,609ドル(約6億円)で8位デビューとなってしまった。
また、公開25週目となるマーベル映画『ブラックパンサー』の累計興収が7億ドル(770億円)に到達し、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(9億3,600万ドル・約1,029億円)、『アバター』(7億6,000万ドル・約836億円)に続き史上3作目の興収7億ドル超え作品となった。
今週末は、ジェイソン・ステイサム主演の超巨大サメ映画『MEG ザ・モンスター』や都市伝説を基にしたホラー『スレンダー・マン(原題)/ Slender Man』などが公開される。(編集部・市川遥)
8月3日~8月5日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』
2(初)『プーと大人になった僕』
3(初)『ザ・スパイ・フー・ダンプト・ミー(原題) / The Spy Who Dumped Me』
4(2)『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』
5(3)『イコライザー2』
6(4)『モンスター・ホテル クルーズ船の恋は危険がいっぱい?!』
7(6)『アントマン&ワスプ』
8(初)『ザ・ダーケスト・マインズ(原題) / The Darkest Minds』
9(7)『インクレディブル・ファミリー』
10(5)『ティーン・タイタンズGO! トゥ・ザ・ムービー(原題) / Teen Titans Go! To The Movies』