『2001年宇宙の旅』新70mm版、10月に特別上映!
スタンリー・キューブリック監督の名作SF『2001年宇宙の旅』の70mmニュープリントフィルムでの特別上映が、10月に国立映画アーカイブで実施される。
『2001年宇宙の旅』(1968)の製作50周年を記念して、映画『ダンケルク』のクリストファー・ノーラン監督とワーナー・ブラザースの監修により、オリジナルネガから新たにプリントされた70mm版。デジタル処理を介さずに作成されたもので、1968年の公開当時と同様の映像、音、上映方法で鑑賞できる希少な機会となる。
国立映画アーカイブ(旧 東京国立近代美術館フィルムセンター)では、ユネスコが定めた「世界視聴覚遺産の日」(10月27日)を記念して毎年特別イベントを開催しており、今年は『2001年宇宙の旅』70mm版の特別上映を行うことになった。5月に開催された第71回カンヌ国際映画祭でプレミア上映された同作が、ついに日本に上陸する。
上映されるのは10月6日、7日、11日、12日、13日、14日の計6日間。国立映画アーカイブの長瀬記念ホール OZU にて1日あたり2回、計12回上映される。(編集部・小松芙未)