「下町ロケット」続編、吉川晃司の続投が決定!
歌手・俳優の吉川晃司が、阿部寛主演で作家・池井戸潤の代表作を実写化したTBS系連続ドラマ・日曜劇場「下町ロケット」の続編に出演することが明らかになった。
財前部長が帰ってくる!前作「下町ロケット」第1話完成披露イベント(2015年)
「下町ロケット」は、倒産の危機に立たされた下町の工場「佃製作所」の社長・佃航平(阿部)が、社員たちと協力しながら数々の困難に立ち向かう姿を描いた人間ドラマ。吉川は2015年に放送された前シリーズにも出演し、航平が社運をかける、ロケットエンジン用バルブシステム開発の命運を握る、帝国重工宇宙航空開発部・部長の財前道生(ざいぜん みちお)を演じた。
前シリーズでは、当初は馬鹿にしていた佃製作所の技術力と、社員たちの懸命の努力に心を打たれ、航平の盟友となった財前部長。続編では、帝国重工で純国産ロケット開発計画「スターダスト計画」を先頭に立って推し進めてきた彼が、さまざまな壁にはばまれ、岐路に立たされる。
吉川の地上波での民法連続ドラマへの出演は前シリーズ以来。「財前部長は、常に真っ直ぐにして華やかなキャラクターですから、『蘭心竹生』(らんしんちくしょう)を旨に、いっそうしなやかであれ。と」と意気込みを語っている。(※蘭心竹生とは中国の古くからの言葉で、蘭のような華やかな心を持って竹のようにまっすぐに生きるという意味)。
プロデューサーの伊與田英徳(いよだ ひでのり)は「『下町ロケット』シリーズは、吉川さん演じる財前なしには始まりません」と断言。「今作でも、シリーズ開始早々から様々な壁に阻まれ、窮地に立たされる財前ですが、吉川さんにどのように 演じていただけるのか、とても楽しみです」と期待をかけている。
本作では、そのほかにも前作メンバーが集結。立川談春、 安田顕、和田聰宏、今野浩喜、中本賢、谷田歩、土屋太鳳、竹内涼真、朝倉あきら佃製作所メンバーに加え、真矢ミキ、 木下ほうか、 恵俊彰、池畑慎之介、倍賞美津子が続投する。(編集部・入倉功一)
日曜劇場「下町ロケット」は10月放送(毎週日曜よる9時~9時54分)