『アントマン』ポール・ラッド、中川大志にヒーロー役の心構えを伝授!
マーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ』の東西横断スペシャル・ファンミーティングが21日、都内で行われ、来日中のポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、ペイトン・リード監督、日本人ゲストとして中川大志と宮川大輔が登壇。ポールとエヴァンジェリンは、マーベルファンの中川にヒーローを演じる上での心構えなどを伝授した。
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アントマンとして戦う主人公スコット役のポールが、客席から登場すると場内は大歓声に包まれた。3年ぶりの来日となるポールは、「前回と同じように温かく迎えてくれてありがとう」と日本のファンにあいさつ。本作のヒロインであるワスプ/ホープを演じたエヴァンジェリンも、満面の笑みで「コンニチワ」と日本語であいさつすると、「日本にはまだ2回しか来たことがないですが、また皆さんにお会いできてうれしいです」とご機嫌の様子だった。
大のマーベルファンであり、ヒーロー役に憧れる中川は、ポールとエヴァンジェリンに「ヒーローを演じる上で心掛けていること」を質問。エヴァンジェリンは「彼女の人間性を意識していました。超人的な瞬間であっても彼女の弱いところを意識して演じていました」と回答。ポールは「何十年も活躍したキャラクターを演じられるのは大変光栄。役者は自分なりのキャラクターを作ることも大切ですが、こういう作品を演じるときは原作を読み、そのキャラクターをリスペクトすることも大切だと思って演じています」と語っていた。
そんな中川は「小学校の時にアイアンマンに出会ったのが最初。家にもマーベルのDVDをたくさん持っています」とマーベル愛を語りつつ、過去に、ドラマ「南くんの恋人~my little lover」(身長15センチに縮んだ女子高生と幼なじみの男の子のラブストーリー)に出演したことを明かし、ポールとエヴァンジェリンに1.5センチのヒーローを演じる上での工夫などを尋ねる場面も。しかし、2人はドラマに興味津々。ポールが「それは実写なの?」と中川に質問する一幕もあった。(取材・文:名鹿祥史)
映画『アントマン&ワスプ』は8月31日全国公開