アリアナ・グランデ、巨大な『千と千尋の神隠し』タトゥーを入れる
人気歌手のアリアナ・グランデ（25）が、自身の前腕部に映画『千と千尋の神隠し』の主人公・千尋の巨大なタトゥーを入れた。
アリアナはこの新しいタトゥーをInstagramのストーリー機能を使って公開。千尋の魅力について「千尋の成長は、『千と千尋の神隠し』のプロットの中核を成すもの。彼女は異世界での冒険を通じて、子供っぽい怖がりな女の子から、働き者で責任感のある勇敢な女の子に成長する。彼女は大切な人たちのため、自分の恐怖を脇へやることを学ぶのよ。友達を守り、豚に変えられた両親を救うため、これまでの自分を捨てて環境に適応し、度胸があって機転の利く頼もしい女の子になるの」と長文でつづった。
昨年英マンチェスター・アリーナで開催したコンサートで、多数の死傷者を出す爆弾テロ事件の被害に遭っていたアリアナ。今年6月には、事件後、PTSD（心的外傷後ストレス障害）を発症したとその苦しみを英Vogue誌に明かしていた。それだけに、強くあろうとする千尋に共感を覚えたのかもしれない。
アリアナは、2015年1月には日本語の勉強を始めたことをTwitterで報告するなど親日家として知られる。スタジオジブリの色彩設計を長年担当してきた保田道世さんが2016年10月に亡くなった際には「ご冥福をお祈りいたします。ミヤザキ（宮崎駿監督）の素晴らしいキャラクターたちに、色で命を与えてくれた伝説のアーティスト、ミチヨ・ヤスダ」「そのキャラクターたちは、わたしの人生にもたくさんの色をもたらしてくれました」と『千と千尋の神隠し』の画像を添えてInstagramで追悼。
つい先日も婚約者でコメディアンのピート・デヴィッドソンとご飯を食べ過ぎてしまったことを、「ピートとわたしは『千と千尋の神隠し』の両親みたいに食べまくったわ」と冗談めかしてツイートするなど、筋金入りの『千と千尋の神隠し』ファンだ。（編集部・市川遥）