初来日のユアン・マクレガー、ファン250人に熱烈ファンサービス!
俳優のユアン・マクレガーが5日、都内で行われた映画『プーと大人になった僕』(9月14日公開)ジャパンプレミアに出席。会場に集まった熱狂的な250人のファンを前に、サインや写真撮影に応じるなど、約40分かけて丁寧なファンサービスを行った。
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会場はプーさんのぬいぐるみや『スター・ウォーズ』シリーズでユアンが演じたオビ=ワン・ケノービの写真を持つファンで埋め尽くされ、ユアンが現われると場内からは大歓声。「やっと日本に来ることができました。しかも大好きな『プーと大人になった僕』という作品で来日できたことは本当に嬉しい」と興奮気味に語ったユアンは、そのままレッドカーペットに降り立つ。
「ユアン!」という声援に気軽に応じ、写真撮影やサインなどのファンサービスを行ったユアン。途中で、自身が飲んでいたペットボトルをファンに手渡す場面も見られるなど、ファンにとって夢のような時間が続いた。
その後、再度舞台に上がったユアンが、日本のファンの熱狂振りに満足げな表情を浮かべると、ここでユアンが演じた主人公クリストファー・ロビンの日本語吹替えを担当した堺雅人が登場。がっちりと握手を交わした堺は「声を入れているとき、ユアンさんと一体化できたらいいなと思っていたので、お会いできてうれしい」と笑みを浮かべる。
ユアンは舞台裏で、もし堺の作品が英語圏で公開されることがあれば「僕が吹き替えを務めるよ」と話したことを明かすと、今日がユアンと初対面だったという堺は「すぐに『やさしくていい人なんだろうな』とわかりました。小さいころ出会っていたら、一生ついていったと思う」とべた褒め。
さらに堺は「劇中のプーさんの言葉で響いた言葉は?」という質問に対して「今日が一番好き」という言葉をあげると、その理由を「お寺の和尚(おしょう)さんや、不思議な力の持ち主、マスターが使いそうな言葉ですよね」と述べユアンをちらりと見る場面も。するとユアンはニヤリと笑い、自身が演じたオビ=ワンを引き合いに出し「マントを身につけているような?」と返して、客席を盛り上げていた。
本作の見どころについてユアンは、「あまりここを観てほしいとは言わないのですが」と前置きしつつ、マーク・フォスター監督を中心に、キャスト、スタッフで作り上げた“美しい映画”を「感じるまま受け止めてほしい」とファンにアピールしていた。(磯部正和)