佐野勇斗、アニメ版『3D彼女』声優と対面し感激！
俳優の佐野勇斗が5日、都内で行われた映画『3D彼女 リアルガール』のアニメファン限定特別試写会に出席。同作のアニメ版メインキャストの声優を務める上西哲平と芹澤優と対面し、感激の表情を見せた。
那波マオの人気コミック「3D彼女 リアルガール」は、超絶オタク男子の筒井光こと“つっつん”と学校一の超絶美少女・色葉が織り成す恋愛模様を描いている作品。映画版のつっつんを佐野が演じ、アニメ版では、上西がつっつん役を芹澤が色葉役を担当している。映画版とアニメ版のキャストが顔を合わせるのは初の機会で、佐野は声優キャストの声を生で聞き、「やっぱりいい声ですね。たまらないです」と笑顔を見せた。
4月から6月にかけて日本テレビのアニメ枠「AnichU」で放送されたアニメ版のシーズン1は、映画に先駆けてすでに放送済みであるが、上西によると、まず先に実写映画版の企画が告知されて、その後にアニメ版の声優オーディションが行われたのだという。上西はその段階で、佐野が演じるつっつんの姿を映像で観ていたそうで「佐野さんを参考にさせていただいたんです。僕としては（佐野は）筒井の先輩なんですよ」と告白した。
さらにオーディション前に行ったというカラオケでも、佐野が所属している7人組ボーカルダンスユニットM!LKのPVが流れていたといい「家でも佐野さんの動画を観て、カラオケでも佐野さんを観て。これは縁があるんじゃないかと勝手に思っていた。まさか隣に立てるとは思っていなかったんで、感動です」としみじみ。その様子に佐野が「僕のファンですか？」とちゃめっ気たっぷりに付け加え、会場を沸かせた。
佐野は、映画版で二次元にしか興味のない超絶オタク男子・つっつんを演じてみて「人見知りで女性が苦手なところとかは自分と似ていて、共感できる」と感じたという。「僕は『電車男』が大好きで、美女と二次元が大好きな人の恋愛というところが似ているところがあるなと思って。自分の興味があるところはブワーッと話すところとか、急に挙動不審になったりするところを勉強しました」。
また、実写版の見どころについて尋ねられると「家で朝ご飯を食べていて、アニメを観ているシーンがあるんですが、そこで『ちはやふる』の（実写版で佐野が演じた）筑波くんのシーンを使ってくれていて。それは僕も映画を観るまで知らなかったので、うわぁーとなりました、夢のコラボだと思います」と今年3月に公開された『ちはやふる －結び－』に出演している佐野ならではの見どころを紹介した。（取材・文：壬生智裕）
映画『3D彼女 リアルガール』は9月14日より全国公開