木村拓哉、二宮和也と再共演するなら信長と明智で
映画『検察側の罪人』大ヒット御礼舞台あいさつが3日、都内で行なわれ、木村拓哉と二宮和也がツーショットで出席。公式SNSに寄せられた「再共演するなら?」との質問に、木村は「時代物とかいいかも。(二宮には)明智(光秀)さんやっていただいて、自分が織田(信長)やります」と発言し、客席を沸かせていた。
雫井脩介の同名ミステリー小説を、映画『クライマーズ・ハイ』などの原田眞人監督が映画化した本作。木村と二宮が初共演を果たしたことで大きな話題になっているが、ファンは既に次回作でのタッグも思い描いているようで公式SNSに設けられた「検察側の質問箱」には、「次に二人で共演するならどんなジャンルでどんな役?」という質問が投げかけられた。
木村は、やや間を置いて「時代劇」とつぶやき、明智と織田という設定を提案すると、二宮は「時代物ってあまりやったことがないからいいかも」とまんざらではない表情。
さらに木村は、現在、時代劇があまり世の中で求められていないのではないかという危機感を述べ、だからこそ機会があれば「オリジナリティーある伝え方を考えてチャレンジしてみたい」と意欲をみせる。二宮は、そんな木村のアイデアに「誰でも知っているドメジャーな歴史上の人物を演じられる人ってそんなにいないと思うんです。木村くんの織田信長は見てみたい」と同調していた。
このほかにも「この場を借りてお互いに聞きたいことは?」という質問に対して、二宮が「貯金額は?」と木村に質問したり、「もし二人が入れ替わるなら何をしたいか?」という質問に「サーフィン」(二宮)、「ゲームで村を救いたい」(木村)と答えるなど、砕けたトークに会場は大盛り上がり。
木村と二宮が本作のプロモーションでテレビ番組やイベントを共にすることは多かったが、今回の「2人だけ」の舞台あいさつに、木村は「スゲー照れくさい」と苦笑い。かたや、二宮は「そうですか? 僕は嬉しいですよ」と真顔で回答して木村を照れさせるなど、終始和気あいあいとしたトークが展開された。(磯部正和)