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『カメラを止めるな!』続編の可能性は?韓国のトークショーに監督登壇

『カメラを止めるな!』韓国でのトークショーにて。出演者の真魚と上田慎一郎監督
『カメラを止めるな!』韓国でのトークショーにて。出演者の真魚と上田慎一郎監督

 8月31日に観客動員数100万人を突破した今夏の大ヒット作『カメラを止めるな!』が8月23日より韓国でも劇場公開が始まり、9月3日のメガボックスCOEXでの午後7時30分の上映回後に、上田慎一郎監督と女優の真魚(まお)がトークショーを行った。

【動画】社会現象になったヒット作『カメラを止めるな!』予告編

 上映会場では、司会者が「二回以上観た人は?」と問うと半数近くが手を挙げ、中には6回目という人も。「プチョンファンタスティック国際映画祭のときにも来ていた」と上田監督も認めるコアなファンも来場しており、埋め尽くされた客席を見て上田は「韓国でも多くの人々に愛されていることを実感した」とし、感激していた。

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 観客と共に映画を鑑賞した上田は、「日本では最初の37分間はおとなしく観ている観客が多いけど、韓国やイタリア、ドイツの客は最初の37分から首がころがったり、レンズに飛び散った血を拭くシーンなど、とにかく笑っていた」と日本との反応の違いを感じたと言い、思い思いに観客が映画を楽しんでいることに満足げ。

カメラを止めるな!
『カメラを止めるな!』トークショーの模様

 観客から「ファミリー映画としてよくできている」と評価されると「(劇中に登場する映画監督の)日暮は娘にいいところを見せたいがために無茶な仕事を受けた。僕も息子が産まれたころにこの映画のプロジェクトが決まり、日暮のように息子に尊敬されたいという気持ちが重なったかもしれない」と、父親としての心情が映画に反映された可能性を示唆した。

 観客の質問を受け、続編の可能性については「次回やるとしたら、水中で30分、空中で30分、宇宙で30分など日暮が請ける無茶な撮影をテーマにしたら楽しそう」とシリーズ化への意欲(?)も見せた。

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 一方、出演者の一人である秋山ゆずきの「お尻と胸のカットが多いのでは?」という質問には「階段を上るシーンが意外と長いので撮影監督と相談して、秋山のヒップを撮ることに決めた。胸は意識してなかったが、そのように感じたのなら、それは撮影監督のフェチ(によるもの)。自分はお尻派」と考えを巡らせた。

 秋山といえば、「ショートトラック韓国代表のキム・アラン選手に似ている」との指摘も。スマートフォンでキム選手を確認した上田は「まあまあ似ている」と評していた。(取材・文:土田真樹)

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