エル・ファニング、フランケンシュタインの原作者に!『メアリーの総て』12月公開
古典ゴシック小説「フランケンシュタイン」を生んだイギリスの女流作家、メアリー・シェリーの人生を追った映画『メアリーの総て(すべて)』が、12月より日本公開されることが決定した。18歳のメアリーを、『マレフィセント』『20センチュリー・ウーマン』などのエル・ファニングが演じる。
【写真】フランケンシュタイン題材にした2014年公開のSFアクション
19世紀のイギリスを舞台に、「フランケンシュタイン」誕生に隠されたメアリーのスキャンダラスな生きざまを描く本作。“異端の天才”と噂される詩人パーシー・シェリーと情熱的な恋に落ち、駆け落ちするも数々の悲劇に見舞われるメアリー。失意の中、滞在していた悪名高い詩人・バイロン卿の別荘で、「皆で一つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられる。
共演陣にはイギリス人キャストが集結。メアリーと恋に落ちるパーシーに『ゴッホ 最期の手紙』『高慢と偏見とゾンビ』などのダグラス・ブース、バイロン卿に『パイレーツ・ロック』『オン・ザ・ロード』などのトム・スターリッジ、メアリーの義理の妹クレア・クレアモントに『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』のベル・パウリーがふんする。
メガホンを取るのは、『少女は自転車にのって』(2012)が数々の映画祭で高い評価を受けたサウジアラビア人女性監督ハイファ・アル=マンスール。
映画『メアリーの総て(すべて)』は12月、シネスイッチ銀座、シネマカリテほか全国順次公開