吉沢亮、仮面ライダー出演で夢がかなった
吉沢亮が主演を務める映画『あのコの、トリコ。』の「あなたを“トリコ”にします!最速試写会」が13日、都内で行われた。本作の「夢を叶える」というテーマにちなんで、吉沢は夢だったという特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズ出演当時の思いを明かした。
本作は、白石ユキの人気マンガを原作に、幼い頃に3人で映画共演を果たすことを誓い合った幼なじみたちの三角関係を描くラブストーリー。吉沢は、夢に向かって頑張る「あのコ」のために奮闘するメガネ男子の鈴木頼を演じた。
吉沢といえばイケメンの代表的な存在だが、この日は「僕のなかにはキラキラ要素はない。プライベートは地味なんです」と自虐的に語り、会場を盛り上げた。物語の序盤でも、頼の自信がない内気な一面が描かれているが、吉沢は「僕も全然モテないので、演じやすかった」と発言。客席からはすぐさま「えー」という声があがった。その反応に対して吉沢は「家でマンガを読みながら、お酒を飲んでいるのが好きなので、内気で根暗な男の役のほうが馴染むんです」とパブリックイメージとは異なる自身の性格を強調する。
また、「夢を叶える」ことが重要なテーマとなっている本作。かつて仮面ライダーになりたいと思っていたという吉沢は「(「仮面ライダーフォーゼ」出演で)夢は叶いました」としみじみと口にした。同作で仮面ライダーメテオ/朔田流星を演じて注目を浴びたが、強く願っていたことが現実になることは「すごく不思議な気分」と当時を振り返った。
さらに、作品にちなんで理想のデートを問われた吉沢は「あまり人がいない海を見ながら花火をしたい」と回答。ここでもにぎやかな場所で派手な遊びをするよりも、のんびりとした場所での“地味な”過ごし方が好みであることを明かしていた。(磯部正和)
映画『あのコの、トリコ』は10月5日全国公開