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安藤政信、役名忘れを反省 マイペーストークに初日沸く

自宅に警察が! マイペーストークで会場をわかせた安藤政信
自宅に警察が! マイペーストークで会場をわかせた安藤政信

 俳優の安藤政信が15日、有楽町スバル座で行われた映画『きらきら眼鏡』の初日舞台あいさつに出席、マイペースなトークで会場を大いに盛り上げた。この日は金井浩人池脇千鶴犬童一利監督も出席した。

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 森沢明夫の小説を映画化した本作は、恋人を亡くした青年・立花明海(金井)と、恋人が余命宣告をされた女性・大滝あかね(池脇)の姿を追ったヒューマンドラマ。新人の金井と池脇がダブルを主演務めた。

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 映画の舞台となった船橋での先行公開に続き、東京での初日を迎えたこの日。大勢の観客で埋まった会場を見た金井が「これだけ多くの方に来ていただいてうれしいです。本当にありがとうございます」と感激の声をあげると、一時期、失踪説が流れたこともあった安藤も「生きてますよ!」と陽気に切り出し、「ちょうど去年の今頃に撮影をして。監督も含めてみんなで感情を込めて作った作品なので、初日はうれしいですね」と晴れやかな顔を見せた。

 また、7日に行われた船橋での舞台あいさつで、自分の役名を忘れてしまい、「ここ最近忙しくて、役を渡り歩いているので忘れてしまって」などとぶっちゃけていた安藤は、イベントを盛り上げるための発言とはいえ、そのことをすっかり反省している様子。「忙しさでナーバスになってしまった。先週は申し訳ありませんでした。今日もこの後は撮影がありますが、何でも聞いてください」と胸をたたき、会場を笑いに包んだ。

 本作のタイトル“きらきら眼鏡”とは、心の持ち方ひとつで、何気ない日常を輝かせようという、心の眼鏡のこと。安藤は、登戸に行きたいというおばあさんにバスの乗り方を教え「君いい子だね」と言われたエピソードなど、自身の“きらきら眼鏡”エピソードをいくつか披露すると、「もう少し話したいことがあるんだけどいい?」と提案し、ある日、仕事から帰ると「4歳の女の子をかくまっている」という通報を受けた警察が、自宅を訪れたことがあったと告白。「でもそれはうちの子だし、そういういたずらはやめてくれと。それを言いたかった。それから今日の衣装はアルマーニのスーツです。今日の舞台あいさつのために作ってもらった。これで俺の言いたいことは終わりました」とまくし立て、終始マイペースな姿に会場は大いに沸いた。(取材・文:壬生智裕)

映画『きらきら眼鏡』は全国順次公開中

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