『人狼 JIN-ROH』韓国実写版 Netflixで10月配信!
押井守原作・脚本のアニメ『人狼 JIN-ROH』(1999)を、韓国で実写化した映画『人狼』が、10月19日よりNetflixで配信されることが明らかになった。
実写版の舞台となるのは、南北の政府が統一を宣布した2029年の韓国。統一に反対する反政府テロ団体を制圧するために設立された特機隊と、国家情報機関公安部の暗闘を交えて、ウルフと呼ばれた人間兵器”人狼”の戦いを描く。
主演は『オオカミの誘惑』(2004)、『華麗なるリベンジ』(2015)などのカン・ドンウォン。ハン・ヒョジュ、チョン・ウソン、キム・ムヨル、ハン・イェリ、そしてSHINeeのミンホが出演者に名を連ねる。監督は『悪魔を見た』(2010)、『箪笥』(2003)、『反則王』(2000)など、幅広い作風で知られ、アーノルド・シュワルツェネッガーの『ラストスタンド』(2013)でハリウッド進出も果たしたキム・ジウン。
韓国版の予告編には、アニメ版を思わせるカットのほか、特機隊が着用するパワードスーツ“プロテクトギア”も登場。沖浦啓之監督によるアニメ版は、第2次世界大戦後、ドイツに占領された架空の日本が舞台だったが、設定の変更によって、実写版はどんな作品へと生まれ変わったのか。
Netflixではそのほか、10月5日からホラー映画『呪われた死霊館』、10月10日からノルウェーで発生した実際の連続テロ事件を映画化した『7月22日』、10月19日からアニメ『ノーム・アローン』を配信する。(編集部・入倉功一)