タランティーノ監督新作、故バート・レイノルズの代役にブルース・ダーン
クエンティン・タランティーノ監督の新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題)』に出演予定だった故バート・レイノルズさんの代役を、『ヘイトフル・エイト』などでタランティーノ監督とタッグを組んだブルース・ダーンさんが務めると、Deadlineほか各メディアが報じた。
現地時間6日に、82歳でこの世を去ったバートさん。1969年のハリウッドを舞台に、カルト集団が実際に引き起こした「シャロン・テート殺害事件」を描く本作では、牧場のオーナーであるジョージ・スパーンを演じる予定だったが、撮影の数週間前に息を引き取り、叶わぬものとなった。
代役に抜てきされたブルースさんは、テレビドラマ「頭上の敵機」(1964~1967)やテレビ映画「ハード・グラウンド(原題) / Hard Ground」(2003)でバートさんと共演するなど親交が深い。バートさんの代役にふさわしいキャスティングといえそうだ。
主演のレオナルド・ディカプリオさん、ブラッド・ピットさんをはじめ、本作にはマーゴット・ロビーさん、アル・パチーノさん、ダコタ・ファニングさん、ティム・ロスさん、カート・ラッセルさんなど実力派俳優が集結。新たに加わったブルースさんを含めて、タランティーノ監督が彼らと共にどのような作品を生み出すのか注目だ。全米公開は2019年7月26日、日本公開は2019年下半期を予定している。(編集部・倉本拓弥)