映画『コンフィデンスマンJP』長澤まさみらクランクアップ写真!<コメントあり>
長澤まさみが主演を務め、今年4月期に放送された月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」を映画化する『コンフィデンスマンJP the movie』(2019年公開)より、キャスト陣のクランクアップ時の写真がコメントと共に公開された。
同作は、さまざまな業界を舞台に3人の信用詐欺師(=コンフィデンスマン)が欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取っていくさまを映し出す痛快エンターテインメント。映画にはドラマ版から引き続き、長澤(ダー子役)、東出昌大(ボクちゃん役)、小日向文世(リチャード役)が出演。「リーガルハイ」などで知られる古沢良太が脚本を手がけた。
映画の撮影は約1か月半に及び、日本を飛び出して香港でも大規模なロケが行われた。クランクアップとなったのは、本作の主な舞台となる香港にある、ダー子たちの拠点となるゲストハウスでのシーン。おなじみのキャラクターたちが休息をとる場面で、スタッフ一同笑いをこらえながら撮影を見守っていたそう。製作スタッフが出演陣への花束を持って待機する中、監督から“カット”がかかると、その場にいた全員が噴き出して、撮影が終了した。
主演の長澤は、監督から花束を受け取ると、「ドラマの撮影が始まった去年の12月から、この作品と丁寧に向き合ってきた9か月でした。ドラマに引き続き映画とプレッシャーを感じていましたが、スタッフのみなさんと共演者のお力を借りて演じ切ることができました」とコメント。共演の東出や小日向、小手伸也らと熱い握手を交わしたという。
また、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人が、観客をコンフィデンスマンの世界へといざなう冒頭のシーンを切り取った場面写真も公開となった。映画は、3人の「コンフィデンスマンの世界へようこそ」というセリフで始まるといい、香港を舞台に一体どんな物語が展開するのか期待が高まる。(編集部・小山美咲)
クランクアップコメント
<長澤まさみコメント>
ドラマの第9話で映画の告知をしたときに、これも詐欺なんじゃないかと思った方も多かったと聞きました。私たちとしてはだます気なんてさらさら無かったんですが(笑)。ドラマで4か月間、一緒に寒い冬を乗り越えたキャスト・スタッフだからこそわかり合えた瞬間がたくさんあって、映画の撮影時はお互いの持っているものを出し尽くせた実感があったので、毎日楽しかったです。とても豪華なゲストに加えて、色々な方々が助っ人で来てくださって、見応えのある作品になっていると思います。今回は“愛”がテーマということで、ダー子に対して人間味を感じられる物語になっているので、そこにも注目してほしいですね。
<東出昌大コメント>
4か月間、ドラマの現場を共にしたからこそ出来上がった仲の良い空気感で、撮影を乗り越えることができました。今回はとにかく派手。舞台が香港なので、そこで撮れた街並みや料理、スケールアップした衣装、もちろんだましも含め、ドラマでは観られないスケールの大きさになっていると思います。今までとは違う新しい『コンフィデンスマンJP』の世界を見ることができるのを僕も楽しみにしています。
<小日向文世コメント>
去年の12月にドラマがクランクインしてそこから4か月間、ドラマの撮影でこのメンバーとスタッフとがっつりやりましたからね。映画はその延長線上にあって、撮影初日からスッと入ることができました。1か月半の撮影を振り返ると、香港はやっぱり強烈でしたね。色々な食べ物とか、泊まっている場所の周辺とか、非常に刺激的でした。映画の見どころはというと、やっぱり古沢さんの本が、見事にできているんですよ。まただまされちゃいましたから(笑)。最後まで観ると「うわっ!」と思えるようになっていますので、そのだましをぜひ、楽しみにしていてください。