ブルゾンちえみ『妖怪ウォッチ』でアニメ声優初挑戦!小栗旬とゲスト声優に
人気お笑い芸人のブルゾンちえみが、人気アニメシリーズの劇場版第5弾『映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS』(12月14日公開)で、俳優の小栗旬と共にゲスト声優を務めることが明らかになった。アニメ声優初挑戦のブルゾンが演じるのは、人の魂を喰らう恐ろしい妖怪・玉藻前(たまものまえ)。「アニメの声優をやらせていただくのは今回が初めてでしたが、昔からの憧れでもあり、すごく嬉しかったです!」と歓喜のコメントを寄せている。
2014年から冬休み映画の定番として公開され、シリーズ累計で動員1,683万人、興行収入186億円の大ヒットを記録している同シリーズ。登場人物が全員新キャラクターとなることが話題の最新作では、1960年代を舞台に、3人の少年少女と妖怪が家族の魂を救うために未知なる世界を冒険するさまが描かれる。
ゲスト声優を務めるブルゾンは、ドラマ「人は見た目が100パーセント」「サバイバル・ウェディング」では女優としても活躍し、ハリウッド大作『ジオストーム』では日本語吹き替え声優を務めた経験もある。
そんなブルゾンが演じる玉藻前は、史書やお伽草子にも登場する伝説上の妖怪。主人公たちに襲いかかる怖い妖怪という役どころだが、ブルゾンは「思った以上に妖怪っぽい声が出せて、『あれ? 私こんな声出せるんだ!』と自分でもビックリしました。新たなブルゾンちえみをお見せ出来ていれば嬉しく思います」と新境地への期待をあおった。
一方、映画『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』『グスコーブドリの伝記』など声優経験豊富な小栗は、妖怪の世界の王である閻魔大王の座を狙う敵妖怪・紫炎(しえん)に。
人気シリーズへの参加に、「甥っ子と姪っ子も大好きなので、映画に出ることを話したら大喜びしていました」と周囲の反応を明かした小栗は、「日野(晃博)社長と監督と『子どもたちにカッコいいと思われるキャラクターを一緒に作っていきましょう』と話し合い、意識して演じました」と物語の最重要人物である最強の妖怪役の役づくりを語った。(編集部・吉田唯)
コメント全文
■小栗旬
出演させていただけて本当に嬉しいです。「妖怪ウォッチ」にはみんながハマっていて、凄く盛り上がっている印象があります。甥っ子と姪っ子も大好きなので、映画に出ることを話したら大喜びしていました。
演じさせていただく紫炎は、閻魔大王の座を狙っている、すごくカッコいい敵妖怪です。日野社長と監督と「子どもたちにカッコいいと思われるキャラクターを一緒に作っていきましょう」と話し合い、意識して演じました。キャラクターの中では個人的にはウィスパーも面白いので演じてみたいです。
今年の映画はスケールが大きいですし、未知の世界の話ですし、ホロっと来るような話にもなっています。子どもだけじゃなくて大人も楽しんでもらいたいと思います。とてもワクワクする感動巨編になっていると思いますので、みなさん是非劇場でご覧ください。
■ブルゾンちえみ
アニメの声優をやらせていただくのは今回が初めてでしたが、昔からの憧れでもあり、すごく嬉しかったです! 猫好ということもあり、ジバニャンが可愛くて大好きです。今回登場する猫又もすごく可愛くて、心をつかまれました。
演じるのはジバニャンとは真逆の怖い妖怪、玉藻前。思った以上に妖怪っぽい声が出せて、「あれ? 私こんな声出せるんだ!」と自分でもビックリしました。新たなブルゾンちえみをお見せ出来ていれば嬉しく思います。
映画の中で、イケメン妖怪を2人見つけました。紫炎とぬらりひょんです。ブリリアンの代わりに引き連れたら、いいネタができると思いました…!
今年の「映画 妖怪ウォッチ」も子どもから大人まで楽しめ、そして感動できる映画です!
え? 映画を何回観るべきかって?……35回!!
■日野晃博(製作総指揮・原案・脚本)
小栗旬さんは声の演技にも凄くこだわってらっしゃる方なので、面白い物が録れるのではないか、声優さんには出ない特別なものを乗せていただけるのではないか、という期待があってお願いをしました。アフレコを終え、小栗さんのカッコよさと熱いところの2面性のようなものが乗り、非常に魅力的でエネルギーのあるキャラクターになりました。演じていただけて本当に良かったと思っています。
そしてブルゾンちえみさんは、いつもお茶の間に笑いを届けてくれる人ですが、今回は「怖い」キャラクターをどう演じるのか、非常に楽しみでした。「妖怪ウォッチ」に出てくる妖怪は、どこか怖いのだけれども、どこかひょうきんだったりする部分もあります。ブルゾンさんは非常に演技力が高く、怖い部分と笑いの部分、両方をしっかり含めていただきました。自身がもつキャラクターが演じた妖怪にもしっかり入り込み、ブルゾンさんにしかできない妖怪の声にしていただけたのではないかと思います。