志尊淳&鈴木勝大の仲良しすぎる1日に密着!『T校バスケット部』愛知キャンペーンレポート
俳優の志尊淳と鈴木勝大が13日、映画『走れ!T校バスケット部』の地方キャンペーンを愛知県で行った。人気若手俳優たちが集結した本作で、志尊と鈴木は互いをしっかり者と認める同士の“安心コンビ”! そんな2人の大忙しの1日をレポートする。
高校が舞台の本作には、2人に加え佐野勇斗、戸塚純貴、佐藤寛太ら同年代のキャストがそろう。集まれば常に笑いが絶えない仲の良さだが、取材などはペアのこともあり、組み合わせごとに個性があるそう。そのなかでも、志尊と鈴木は10代からの仲で、互いへの信頼が厚い様子。「面白くはないかもしれませんが“ちゃんと”はしてます!(志尊)」「今日は安心ですよ!(鈴木)」と頼もしく宣言して1日がスタートした。
予定がびっしりと詰まったこの日。まずは名古屋テレビでテレビ・ラジオ番組の収録に参加した。息ぴったりに会話を弾ませる2人は、サービス精神たっぷり。映画の撮影エピソードを暴露したり、互いのコメントにツッコミ合ったりと盛り上げながらも、進行がスムーズになるよう常にさりげなく周囲に気を遣うところには、2人の気配り上手な一面が見えた。
その後、朝から楽しみにしていた名古屋名物・ひつまぶしで英気を養った志尊と鈴木は、舞台あいさつのためTOHOシネマズ津島へ。この日はプレミア試写会の数日後で、まだまだ観客の反応が気になるところ。2人は「一緒に楽しめたらうれしい」と期待感をあらわにしており、朝には「お客さんに喜んでもらえるなら、僕たち何でもしますよ」と志尊がスタッフに相談する姿も見られた。
舞台あいさつでは、ファンを前に撮影エピソードを披露。鈴木が演じた透は俊足という設定だが、実際には志尊の方が断然足が速かったそうで、鈴木は「みんなでモップレースをするシーンがありますが、志尊には6割で走ってもらっています。僕は10割で(笑)」とぶっちゃけ。「かっちゃん(鈴木)が横で『俺、俊足の役だからまじで手を抜いて走って』ってずっと言ってました」と志尊も笑顔で振り返っていた。
そのように、劇中では各キャラクターを際立たせるためにディテールにもこだわった。志尊は自身が演じた陽一の役づくりとして“ボディータッチ”を意識していたのだとか。「気遣いがしっかりとできる子というのを表現したかったので、作品内で全員に触るということをしました。その理由が(父親役の)椎名桔平さんとのシーンで、夜道を歩いている時に肩をぽんと触られたんですね。そこを父から継承されている気配りという部分で表現できるかなと思い、みんなを触りました」
事前のバスケの練習から撮影期間は真夏。練習中はみな半裸だったそうで、志尊は「寛太の汗でビショビショの体が嫌だった(笑)」と苦笑い。しかし裸の付き合いはこれだけにとどまらず、毎日のようにキャストみなでスーパー銭湯に行っていたそう。定番の卓球対決では「若手俳優界で一番強い」と自負していた鈴木を圧倒し、「ぶちのめしてやりました」と笑う志尊がぶっちぎりの1位だったという。
ファンを楽しませた2人は、今度は名門・桜花学園高校バスケ部とのフリースロー対決に向かった。サプライズで女子バスケ部員の前に現れると、怒号のような大歓声に迎えられ、2人も最高の笑顔に。高校生たちのテンションに負けず劣らず勝つ気満々で勝負に挑んだが、さすがに全国区の強豪校には歯が立たず惨敗。その結果に悔しそうにしつつも、勝負の後は部員とセルフィーを撮ったり、握手をしたりして別れを惜しんでいた。
「緊張していたわけではないんですけど……」と対決を振り返りながら会場を後にした2人の予定はこれで終了。この日は仕事の合間も絶えずおしゃべりして笑い合う仲良しぶりを見せつけていた2人! これまで2人きりという機会はあまりなかったそうだが、鈴木が「何言っても大丈夫と安心して1日過ごすことができました」と語ると、志尊も「ちょっとかっちゃんに甘えちゃいました」と打ち明けるなど、最後まで仲良しな2人だった。(編集部・小山美咲)
映画『走れ!T校バスケット部』は11月3日公開