ダニエル・ラドクリフ、子供にハリー・ポッターだと信じてもらえない
映画『ハリー・ポッター』シリーズで2001年~2011年まで主演を務めた俳優のダニエル・ラドクリフが、もはや子供たちに自分がハリーだと信じてもらえなくなったと米MSNBC局のトーク番組「モーニング・ジョー」で語った。
11歳でハリー役を射止めたダニエルも今や29歳。最近は自分がハリー・ポッターだと信じてもらえなくなってきているといい、「親たちが子供たちを僕の前に連れてきて『ほら、ハリー・ポッターだよ』と言うんだけど、子供たちは『ううん、違うよ』って答えるんだよね」と現状を明かした。
少し悲しい気もするが、シリーズ終了後はゲイの詩人役(『キル・ユア・ダーリン』)、ネオナチグループに潜入捜査するFBI役(『アンダーカバー』)、死体役(『スイス・アーミー・マン』)などハリー・ポッターとは百八十度違う役柄を選び取ってきたダニエルにとっては、歓迎すべきことと言えるのかもしれない。
ダニエルは「とても奇妙ではあるけど、人々が僕のところへ来て『あなたはわたしの子供時代の大部分を占めています』と言ってくれるのはすごくラブリーだ。僕にとってはアニメの『シンプソンズ』がそうだから、他の人の人生で僕がそれと同じような場所を占めているというのは、クレイジーで素晴らしいことだよ」と『ハリー・ポッター』ファンへの変わらぬ愛も口にしていた。(編集部・市川遥)