PG-13版デッドプール2、タイトルは『ワンス・アポン・ア・デッドプール』に決定!
ライアン・レイノルズ主演のマーベル映画『デッドプール2』PG-13版のタイトルが『ワンス・アポン・ア・デッドプール(原題) / Once Upon a Deadpool』に決定したとDeadlineほか各メディアが報じた。映画は、12月12日から24日まで全米公開される。
今年5月に全米公開された本作は、マーベル屈指の破天荒ヒーロー・デッドプールの活躍を描くアクションの第2弾。R指定ならではの過激な描写とジョーク、またジョシュ・ブローリン、ザジー・ビーツ、忽那汐里ら新キャストも話題を呼び、日本でも大ヒットを記録した。
PG-13版(13歳未満の鑑賞には保護者の同意が必要)は、R指定版に含まれる過激な言葉や表現を編集しただけでなく、本作のために撮影した新シーンも追加されている。ライアンは今年9月、Instagramで新シーンと思われる写真を公開。サンタ帽をかぶったデッドプールが、俳優のフレッド・サベージに本を読んであげているという、フレッドが子役時代に出演した『プリンセス・ブライド・ストーリー』(1987)のパロディーとなっており、脚本家のポール・ワーニックとレット・リースは/Filmにそれが新シーンであることを認めている。
ライアンは、「20世紀フォックスが、2006年からPG-13版の制作を投げかけてきたんだよ。返事はずっとNOだったけど、今回は二つの条件付きでYESと返事をしたんだ。一つは収益の一部をチャリティーに寄付すること。もう一つはフレッド・サベージの誘拐さ。(2つ目の条件は少々説明が必要なんだけど……)」とライアンらしい言葉のチョイスでDeadlineに語っている。実際に、本作のチケット1枚につき1ドルが、ガン予防やガン早期発見をサポートするチャリティーキャンペーンに寄付されるそうだ。
ちなみに、本作の全米公開期間中は、『スパイダーマン:スパイダーバース』『移動都市/モータル・エンジン』『アクアマン』『バンブルビー』『メリー・ポピンズ リターンズ』といった大作が公開予定となっており、PG-13版『デッドプール2』がどこまで数字を伸ばせるのか気になるところである。(編集部・倉本拓弥)