今夜「けもなれ」！新垣結衣VS黒木華、女のバトル勃発!?
7日に放送される連続ドラマ「獣になれない私たち」第5話で、ヒロインの晶（あきら/新垣結衣）と、晶を悩ませてきた恋人・京谷（きょうや/田中圭）の元カノ・朱里（しゅり/黒木華）が、いよいよ直接対決を繰り広げることとなりそうだ。
「就職先が決まるまで」と4年もの間京谷の家から離れようとしない朱里の存在が悩みの種となり、前に進めずにいる晶と京谷。「こんな関係おかしい」と思いながらも京谷に確固たる態度を示せずにいた晶だが、京谷がさらなる災いを持ち込んだことから2人の関係はぎくしゃく。第5話では、ついに晶が意を決して朱里を訪ね、「ここを出ていくつもりはありますか？」と長らく宙ぶらりんになっていた問題に向き合うことに。
この朱里という女性が相当なクセモノで、京谷宛てに届いた荷物を私物化してオークションで売りさばいたり、ペットショップで見かけたウサギを衝動買いしたり、SNSで幸せそうにしている昔の友人に不幸の手紙を書いたり。「ヤバい」言動を繰り返しては、京谷はイライラ＆ヒヤヒヤ。
演じるのは、『散り椿』『日日是好日』『億男』『ビブリア古書堂の事件手帖』『来る』など今年立て続けに映画が公開される実力派の黒木華。脚本の野木亜紀子とは2016年放送の「重版出来！」以来のタッグで、前作では週刊コミック誌の熱血新米編集者をパワフルに、はつらつと好演していたが、「獣になれない私たち」では陰のキャラクターに。持ち前の可憐で柔らかな笑顔を封印し、メガネをかけ髪はぼさぼさ、負のオーラをまとった女性をリアルに演じてみせている。
京谷の家でにらみ合う晶VS朱里の構図は、まさに修羅場といった感。問題が片付く気配はまったく感じられないが、会計士・恒星（こうせい/松田龍平）の元カノらしきブランドデザイナー・呉羽（くれは/菊地凛子）と同様、ドラマの起爆剤として絶大な効果を発揮している朱里が、どんな一手に出るのか。（編集部・石井百合子）