「けもなれ」第5話に反響!田中圭の保身系キャラに賛否
7日に放送された連続ドラマ「獣になれない私たち」(日本テレビ系、毎週水曜夜10時~)第5話で、新垣結衣演じるヒロイン・晶(あきら)の恋人で、長らく今カノと元カノの間で優柔油断な態度をとっていた京谷(きょうや)が、ある決断を下すことに。ドラマ「おっさんずラブ」などで飛ぶ鳥落とす勢いの人気を博す田中圭がこの京谷をはまり役で演じており、保身系キャラに賛否の意見が寄せられている。(一部ネタバレあり)
田中演じる京谷は、大手デベロッパー勤務で、晶と交際するために朱里(黒木華)と別れながらも「就職先が決まるまで」と甘える朱里を拒絶できず、4年もの間、晶と交際しながら朱里との同棲が続いていた。そんな異常な事態を一変させたのが、「そんなのおかしい」とズバリ異を唱えたブランドデザイナーの肉食系美女・呉羽(くれは/菊地凛子)。晶が通うクラフトビール店のなじみ客で会計士の恒星(こうせい/松田龍平)の元カノらしき女性で、晶や京谷とは対照的に本能のままに生き、時に突拍子もない言動で周囲をかきまわす爆弾のようなキャラクターだ。
そのうえ京谷と呉羽に起きた思いがけない出来事をきっかけに、晶と京谷の関係はさらに悪化することとなり、これまでどんなにつらくても笑顔で耐えてきた晶の忍耐力も限界に。第5話ではそんな最悪な状況に終止符を打つべく、晶、京谷それぞれが、ある決意を胸に行動を起こしていた。
とりわけ京谷が下した決断には「これからどうなっちゃうの?」と驚きの声が寄せられる一方で、「しっかりしてほしい」「結論を出すのが遅すぎる」「京谷みたいな彼氏はいや」といったダメ出しの声、「京谷がかわいそうすぎる」「男らしくて惚れ直した」「それぞれの正義があり、良い悪いでは判断できない」など肯定的な声も。晶と京谷の不器用ながら切実な恋愛模様が反響を呼んでいる。
また、終盤に視聴者を驚かせた晶の思いがけない行動により、来週放送の第6話ではいまだかつてないうねりを見せることとなりそうだ。(編集部・石井百合子)