田中圭、北川景子とのキスシーンに緊張
北川景子と田中圭が13日、都内で行われた映画『スマホを落としただけなのに』大ヒット御礼舞台あいさつに登壇し、キスシーンを撮影している際の素直な思いを打ち明け合った。
新人作家・志駕晃の同名小説を中田秀夫監督が実写映画化した本作は、派遣社員の麻美(北川)が、恋人の富田誠(田中)に自分のスマホを落とされたことをきっかけに、不可解な出来事に巻き込まれ、やがて命を狙われるさまを描いたSNSミステリー。公開11日間で観客動員数60万人を突破、興行収入は8億円に迫るヒットを記録している。
この日、ヒットを祝して田中と一緒にくす玉を割った北川は「いっぱいプロモーション頑張ってよかったね」とにっこり。一方の田中は、数字にはあまりピンと来ていない様子だが、まわりから「観たよ」と言われることが多いことに反響の大きさを実感していることを明かした。
この日は、観客の質問に答えるティーチインも行われ、観客の1人から「キスシーンは緊張するんですか?」と尋ねられた田中は「そりゃ、するよ」とはにかみ。さらに「景子ちゃんの大事なお芝居のところだし、(撮影は)一連でやっていたから、うわー! みたいな緊張はしました」と吐露した。それに対して北川は「へー! 全然(田中の緊張を)感じなかった」と驚きながら「だから私は全然緊張していなくて、ドーンとぶつかっていけた」とコメント。その温度差に田中は「僕も全然緊張していなかったです」とバツが悪そうに強がり、会場の笑いを誘った。
そんな田中だが、北川にとっては頼もしい存在だっという。北川は「現場でもお芝居を引っ張っていただいていたから、一緒じゃないシーンでは主演だから引っ張らなきゃと緊張していたけれど、(田中ふんする)富田くんとのシーンは任せていれば大丈夫とずっと頼っていました。プロモーションでも心強かったです。ありがとう」と感謝の言葉を口にする。田中は「めちゃめちゃ嬉しいですよ」と感激すると、退場時はハイヒールを履いた北川を優しくエスコートして、笑顔で会場をあとにした。(取材:錦怜那)
映画『スマホを落としただけなのに』は公開中