特撮俳優が集結!東映怪獣ドラマ「ギャラス」に奥仲麻琴、南圭介ら
東映特撮ファンクラブ(TTFC)のオリジナル怪獣特撮ドラマ「シリーズ怪獣区 ギャラス」のキャストが発表され、奥仲麻琴、南圭介、山本康平、長澤奈央という歴代の特撮俳優たちが集結することが明らかになった。
同作は、昨月27日にTTFCオリジナル作品として制作が発表され、これまで仮面ライダーやスーパー戦隊を題材に多くの特撮ドラマを手掛けてきた東映が制作する怪獣作品としても反響を呼んだ。タイトルとメインスタッフのみが発表されていたが、今回、出演キャストが決定した。
主演を務めるのは、ガールズロックユニット・PASSPO☆の元メンバーで、女優としては映画『一礼して、キス』(2017)などに出演した奥仲。2012年から2013年にかけて放送された「仮面ライダーウィザード」では、ヒロインのコヨミを演じた。そのコヨミを彷彿とさせる、あどけなさを残す片瀬エリカが凶暴なギャラスとどう対峙するのか期待が膨らむところ。また、コヨミの相手となるIT企業のエリートを「宇宙戦隊キュウレンジャー」(2017~2018)には鳳ツルギ/ホウオウソルジャー役で出演した南が演じる。
そして、今作の制作のきっかけとなったTTFC配信動画「山本康平の忍び道」からは、山本と長澤が参加する。2人は「忍風戦隊ハリケンジャー」(2002~2003)に尾藤吼太/ハリケンイエロー役、野乃七海/ハリケンブルー役として共演。今回は、真面目そうなバーのマスターを山本、顔に大きな傷を持つ女を長澤という対照的なキャラクターを演じるとのことで、謎を秘めた役どころにふんする2人の再共演に注目が高まる。
現在は、ドラマシーンと特撮シーンともに撮影を終え、ポスプロ作業に入っているという「ギャラス」。脚本を「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」も手掛けた金子香緒里、監督を特撮研究所の小串遼太郎が手掛ける。
キャスト発表にあわせて、怪獣ギャラスのシルエットの一部も公開。しかしながら、これが頭部なのか尻尾なのか、あるいは腕なのか、その全貌はベールに包まれたままとなっている。(編集部・大内啓輔)
「シリーズ怪獣区 ギャラス」は「東映特撮ファンクラブ」にて後日配信