「けもなれ」6話、菊地凛子の秘密に泣けると反響
新垣結衣&松田龍平主演の日本テレビ系ドラマ「獣になれない私たち」(毎週水曜夜10時~)第6話が14日放送され、世帯視聴率10%を記録(関東地区・ビデオリサーチ調べ)。菊地凛子演じるキャラクター、ブランドデザイナーの呉羽(くれは)が告白した秘密が「泣ける」と反響を呼んでいる。(※一部ネタバレあり、第6話までのストーリーに触れています)
第5話の終盤、晶(あきら/新垣)が恒星(こうせい/松田)と路上キスしたことから、晶の恋人・京谷(きょうや/田中圭)、恒星の元カノ(らしき存在)の呉羽はざわつき、4角関係がこじれにこじれた第6話。今回のエピソードの台風の目となったのが呉羽で、いまだ恒星も知らない夫・橘カイジとの秘密が明かされた。
発端は、呉羽とカイジの結婚が“偽装結婚”だったという疑惑が持ち上がったこと。これには、クールな恒星もさすがに動揺を隠せず、いまだかつてない表情を見せていたのも特筆すべき点。また、その呉羽の結婚にまつわる秘密というのが女性なら誰しも心を動かさずにいられない、深刻かつ切実な内容で、視聴者から「切ない」「泣ける」といった声が多く寄せられている。
互いに「都合のいい関係」と称していた恒星と呉羽の実情は、さほど割り切れたものではなく、第6話では愛に苦悩する2人の等身大の姿が浮き彫りになるかたちとなった。
一方、第5話で京谷に決定的な別れを切り出された朱里(しゅり/黒木華)が何やら、晶の周囲で挙動不審な言動を見せているほか、破局寸前に思われた晶と京谷が意外なかたちで絡むことになり、こちらのカップルも予測不可能な状態。晶と京谷に「別れないでほしい」と願う視聴者も多いが、果たして……?
第7話では、恒星の持つ「悪いお金」のほか京谷の実家の問題も浮上してくるようで、寝たきりの夫を一人で介護する京谷の母・千春(田中美佐子)の切実な物語も大きく動きそうだ。(編集部・石井百合子)