『ブラックパンサー』チャドウィック・ボーズマンさん、スタン・リーさんを楽器演奏で追悼
映画『ブラックパンサー』で主人公ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが現地時間15日、95歳で亡くなったアメコミ界の巨匠スタン・リーさんに向けて、アフリカの民族楽器「ジャンベ」を用いた演奏付きメッセージ動画をTwitterに投稿した。
58秒の動画は、チャドウィックさんがジャンベを用いて軽快な音楽を奏で、最後に「スタン、これはあなたに向けてです。これが、私があなたを別の世界(天国)に送る方法であり、天国の人々があなたを迎え入れる方法なのです。愛しています」とメッセージを残す。
Twitterのキャプションには、「あなたがどれだけジョーン(スタンさんの妻)を愛していたか、私には分かります。私たちがあなたを“家”へと送り出すべきただ一つの方法は、祝うことです」と昨年7月に亡くなった妻ジョーン・リーさんにも言及している。またハッシュタグには、劇中の名台詞とも言える「#wakandaforever(ワカンダ・フォーエバー)」も確認できる。
これまで、ロバート・ダウニー・Jrさん、クリス・エヴァンスさん、マーク・ラファロさんといったマーベル映画のキャストがSNS上でスタンさんへのコメントを発表しているが、チャドウィックさんは、アフリカ系のルーツに対する尊敬が込められた本作にちなんだ方法で彼を追悼。スタンさんへの愛を感じる粋な動画となっている。
なお『ブラックパンサー』続編については、先日 The Hollywood Reporter など複数メディアが、前作のメガホンをとったライアン・クーグラー監督が続編の脚本及び監督を務める契約を結んだと報じている。また複数の関係者によると、続編は2019年後期、遅くとも2020年初めまでに撮影開始を目標にしているという。(編集部・倉本拓弥)