木村拓哉、長澤まさみを「一切逃げない」と高く評価

　俳優の木村拓哉が20日、都内で行われた映画『マスカレード・ホテル』完成報告会見に長澤まさみ、鈴木雅之監督と出席。初共演となった長澤に「本番の声がかかると完全に山岸尚美になる」「一切逃げないし、全力」と賛辞を贈った。

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　東野圭吾の小説に基づく本作で、木村は連続殺人事件の次の現場とされるホテルに潜入するエリート刑事・新田浩介に、長澤は彼の“教育係”となる優秀なホテルマン・山岸尚美にふんする。

　木村は本作で初共演した長澤を「一切逃げない」と高く評価。「本番の声がかかると完全に山岸尚美になるので、共演できてよかったです。一切逃げないし、全力だし、やっぱりこういう人なんだ……と（共演前は）不透明だった部分がクリアになってよかったです」と長澤の仕事ぶりを称えた。

　一方、長澤は木村について「わたしもいつか共演したいと思っていました」と言い、「緊張はとてもしました」とはにかむ。さらに、「現場でお芝居する中で、どんなにぶつかっていってもすべて受け止めて下さって、常に頼りがいのある方でした」と木村の懐の深さに感激していた。

　イベントでは、木村が劇中、潜入捜査のためにホテルマンにふんした際の七三分けに関して、「自分的には初スタイルでしたけど、長澤さんからはウケがよかったです」と喜ぶ場面も。長澤は「ショートヘアがすごくお似合いで、また切らないんですか？　と聞いたところでした」と、イベント前に交わしたトークも紹介していた。（取材：錦怜那）

映画『マスカレード・ホテル』は2019年1月18日より全国公開