ジャッキー・チェンが復讐の鬼に!007ブロスナン共演『THE FOREIGNER』公開決定
ジャッキー・チェンが、テロによって家族を失った男を演じる主演最新作『THE FOREIGNER』(原題)が、2019年のゴールデンウィークに新宿ピカデリー他にて全国公開されることが決定した。
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本作でジャッキーが演じるのは、ロンドンでレストランを経営する一般市民クァン・ノク・ミン。穏やかでつつましい生活を送ってきたクァンだが、高校生の愛する娘が、政治的なテロにより命を奪われたことをきっかけに、長らく隠してきた元特殊部隊としての過去が顔をのぞかせ、復讐の鬼と化す。
犯人を探すクァンがたどり着くのが、北アイルランド副首相リーアム・ヘネシー。彼もまた、過去に抱えた問題によって、現在の地位を脅かされていた。ふたりの男の隠された過去が次第に明らかになるなかで、壮絶な戦いが展開する。
ヘネシーを演じるのは、『007』シリーズでジェームズ・ボンドを演じてきたピアース・ブロスナン。監督は『007/ゴールデンアイ』(1995)でブロスナンとタッグを組み、『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)も手掛けたマーティン・キャンベルが務めた。
公開された場面写真は、テロによって命を失った娘を、傷だらけのクァンが失意の表情で抱きしめる悲哀に満ちたシーン。このワンカットだけでも、シリアスでエモーショナルなジャッキーの演技を期待させる。また『ジョン・ウィック』『96時間』など「普通に見えた相手が実は強かった」系統の新作アクションとしても注目だ。(編集部・入倉功一)